府議会2月定例会 大阪維新の会代表質問は大橋幹事長から95分間に亘って行いました。


統治機構改革や副首都推進、IR誘致や万博誘致、また教育、防災、農業や安心安全、福祉など多岐にわたる項目について知事・理事者へ質問を行います。



議会の質問ってわかりにくい、とよく言われます。


さらに事前に答弁調整なども行っているため「やる意味あるの?」とも聞かれますが、これが非常に重要です。


まず各政党は、選挙時の公約や住民の方から寄せられたご意見を非常に重要視します。というかそのお声が政党の存在意義そのものですが。


街頭活動中にお声がけ頂いたり、事務所にご来所頂いたり、HPからもメールを頂くこともありますが、活動において各政党の所属議員が、それぞれに寄せられたご質問やご提案を政党の中でよく吟味した上で、議会の質問にかけます。

(議会活動においては「政党」ではなく「会派」という言葉が主流になりますが便宜上「政党」といいます)


議会での発言は法的拘束力を持つとまではなりませんが、「議場でしゃべった内容」は議事録に記載され永久に残るため、行政(公務員側)もうかつな発言はできませんし、さらに提案に対して後ろ向きな発言もしにくくなります。


すなわち住民のみなさんの声が税金の使われ道にもっとも影響してくる機会の一つが「議会の質問」です。


「選挙」が税金の使われ道の「選択」であるとすれば

「議会」は税金の使われ道の「決定」になります。


府議会では

「代表質問」が政党を代表しての質問・提案。大きな方向性の提示になります。

「一般質問」が議員個人としての質問・提案。選出地域の話題など少し具体的になります。

「委員会質問」が、党・個人として、さらに具体的なやり取り、になります。


(自治体によって段取りや呼び名、議事進行など大きく変わります。)


3月1日、最初は最大会派である大阪維新の会の代表質問。

府議会代表質問 項目

まだ議事録は上がっていませんが、

・統治機構改革について

中央集権体制の打破。地方分権改革の推進。これらは大阪維新の会が創設当初から掲げている基本理念。

これまでの中央集権型国家を改め、国の役割を外交や防衛といった本来国家として実施すべきものに重点化。それ以外は、地方が自立して地域経営を行えるよう、それに必要な権限と財源を地方に移譲。

このために大阪の副首都として確立が必要不可欠。

ただ、大阪を副首都として確立させ世界とも戦える強い大阪、府民が豊かに生活できる優しい大阪にするには統治機構改革が必要不可欠である。


・大阪消防庁(消防の一元化)

大阪府内には28の消防本部と44の消防団が設置されており、各々の管轄区域内で消防活動を行っている。

東京都においては、都が東京消防庁を設置し、都域一本部体制により、強力な消防力を有する消防組織により、効率的に実施。

副首都化を推進している現在、速やかに大阪消防庁を設立し一元化すべき。それにより、東京消防庁同様に強力な消防組織ができる。

このことによって、大阪で大規模災害が発生した際、また西日本で広域災害が発生した際でも、迅速かつ的確に対応が可能になり、西日本における災害救助の拠点となる。

南海トラフ巨大地震等の大規模広域災害に備え西日本の拠点として、さらに72時間以内の救命救急体制を強化するためにも東日本大震災で活躍した東京消防庁のハイパーレスキュー隊と同等の部隊を設置するべき。


など多くの質問を行いました。

教育や福祉などについても質問いたしております。

質問の様子や全文は動画として掲載されていますので、お時間ございましたら是非ご覧ください。

代表質問


来週は委員会質問。

私もいくつか質問いたします、また項目等は追ってご報告いたします。

まだまだ続く2月定例会、がんばります。