大阪の都市戦略を前に進めるための大阪都構想に変わる対案であるはずの「大阪会議」の動きがいまだ何も見えてきません。


提出会派である自民党大阪府連の動きを待つばかりですが、さっそく元の大阪に後戻りしている感です。


8月までには準備会を整えて、9月をめどに第一回といいますが、行政の課題は日々動いていて、自治体間を超えて調整を要する課題は山積です。


豊中市議会にて、「りんと」という大阪の広域行政の取り組みを各自治体で協議する会議がすでに設置されていて、豊中市としては、そこで広域行政について協議を進めていくとのやりとりがあったと仄聞しました。


皆さんこんな会議ご存知だったでしょうか。


「大阪市隣接都市協議会」りんと


大阪都構想の議論を進めてくるこの5年間、部局からもどこからも一度も聞いたことなかったです。


大阪の広域行政解消が長年にわたりいかにないがしろにされてきたのか、よくわかります。


大阪会議がこれまでの政治行政のように、有権者の目の届かないところでないがしろにされるようなことがあっては、本当に大阪は危機に瀕してしまいます

課題は山積しています。



橋下市長が先日、本気で大阪の都市戦略の課題を進めていくには、大阪会議はひと月に10回も20回も開催されなければ到底、機能しないと発言していましたが、その通りです。




地下鉄民営化、病院、大学の経営統合、インフラ管理の一元化、港湾行政。

大阪全体で勝負すればどれも世界と十分に戦える資源を多く保有しています。


アジアからの観光客が爆発的に増加している今こそ世界と戦う大阪の都市戦略を力強く迅速に打ち出していく時です。



一刻もはやくこの大阪会議が提出会派である自民党大阪府連のもとしっかり動き出していくことを要望していきます。