大阪府議会5月定例会が閉会しました。

OTKの民営化や補正予算など重要案件を多数議決しました。

区割り案については、今回維新から提出した案では、これまでの特別委員会の議論を踏まえ、一票の格差が減少し、複数区が増えたことによる死に票の減少、地域代表を意識しながらの再編案を提示しました。

この案では、維新の現職議員がバッティングする選挙区が増えることになり、維新にとっては厳しい案をあえて提示しましたが、議論もされぬ間に否決されてしまいました。

市議会でも、維新が提示した議員定数削減条例が反対討論もないまま、無視されるような形で否決されました。

私の感覚では、大阪市議会議員86名、府議会議員109名は絶対に多い。

府議会は維新の単独過半数による可決で109名から88名へと前代未聞の削減をしましたが、それでもまだ多い。

これに加えて大阪市議会ではまだ86名もの議員を抱え、一向に減らそうとしない。

議論しようともしない。

独裁だの党利党略だの結構な言い方で批判されますが、自分の身を切ろうとしない。

これではいまの民意を汲み取れていない。

維新の会は綺麗事は言いません。

借金漬けの財政運営を立て直し、将来世代にツケを回さないためには厳しい行政運営が必要ですし、どこかにツケは出てきます。

だからこそ政治が最初に身を切らなければなりません。

議会経費削減による予算の削減幅の話しをしているのではなく、「政治の覚悟」の話しです。

そこに踏み込もうとしないのであれば、覚悟のない職業政治屋でしかありません。

府議会の区割り案は統一地方選挙まで一年を切ったため、これ以上は提出できません。

市議会の定数削減については引き続き提出していきます。


本当に困っている人に行政サービスをしっかり届け、真面目に戦っている人を支援していく政治でなければなりません。


夏場にしっかり政策を固め、夏以降に新しい大阪の形を提示していきます。