前回の記事にて議長候補者の選出について「大阪維新の会迷走」と記載されたことについて異論を申し述べたところですが、その翌日の議員団総会にて、西区の横倉康幸副代表から同様のお言葉がありました。




大阪維新の会は、党内の人事案件に強くこだわりません。






府民のみなさんから見て、大して関心がないだろうと考えているからです。






われこそはという議員が政見を持ち、会派内で選挙をする。きまれば後腐れなし。




さっさと決めて、最も重要な府政の課題に取り組む。




言いたいことがあれば、報道機関に全面公開の議員団総会の中で言い合う。




しっかり議論し、決断し、次に進む。前回も記載しましたが、課題は山積です。






さて、昨日はそれに加えて副議長候補まで大阪維新の会に回ってきました。




そもそも、議会における議長と副議長というのは、会派から離れて議会の運営を円滑にする職責があります。




ようは維新だの自民だの公明だのではなく、会派に関わらず議会の運営をスムーズにする役目になります。




府政一般について議論を進められると思った矢先、他の会派さんが副議長を受けないと申し出てきました。




「適任者がいないから」だそうです。




議員として多くの府民から選出されていながら尚、適任者がいない。




過去に議長、副議長を経験された議員が在籍する会派もあります。




それなのに「適任者がいない」、では理屈が通りません。






一事が万事。




好き嫌いで円滑な議会運営ができないのであれば、結局迷惑を被るのは府民のみなさんです。






私情をはさまず、決めるべきは決める。




医療・福祉・教育・都市づくり。山積の課題に立ち向かう。




しかるべき大阪府議会の姿勢が求められる5月議会になります。