午前中は三津屋地域のご挨拶まわり。
今日は暖かい一日でした。
午後から港湾改革プロジェクトチーム会合
大阪の港湾行政は大きな改革に向けて動いています。
大阪湾の中には神戸港と尼崎西宮芦屋港、大阪港と堺泉北港・阪南港の4つの管理者が存在しています。
大阪湾自体は釜山港と面積が同程度ですが、ここまで港湾行政で差を付けられた要因の一つが管理者がバラけすぎていて、湾として戦略を打ち出せていないことが大きな要因であると考えています。
また、港湾のなかで管理者が複数あり、手続きがややこしいのでは利用者からしても不便でなりません。
当然バックヤードのロジスティックスが整備されていて、かつ経済が潤滑に回っていることが前提ですが、運輸も整い経済も上向きになってくるのに併せて港湾行政も対世界に向けて力強く打ってでねばなりません。
本質は大阪都構想と同様です。
決定権者を一元化し、戦略的にかつスピーディーに経営していかなければ生きていけない時代です。
港湾局は、大阪府・大阪市を併せて共同委員会という形をまずは目指します。
最終的には大阪湾一元化、神戸港と尼崎西宮芦屋港も合わせた大きな港として大きく打ち出すことを目指します。
その後、大阪府市特別区設置協議会
議論されてきた区割り案について、4案からひとつの案に絞込み、新しい自治体の形を精査していくという議論の段階でしたが、ここで止まりました。
他会派からの意見で、議論・案の精査が不十分とのことです。
議論は尽くすべきです。しかしいつまでも議論を続け、「いっぱい話したね、お疲れ様」では「決められる政治」からはほど遠いです。
何度も申し上げますが、大阪都構想というのは新しい議論ではありません。
もう何十年もまえから大阪では問題提起されてきました。
大阪の政治家であれば誰でも問題意識し、それに接してきた大切な課題です。
ここにきてやっと本格的な議論が始まり、2年間を費やし府市統合について話されてきました。
ここまできて議論不十分では、そもそも議論を進める意思が感じられません。
大阪は、いま大きな岐路に立たされています。
東京や名古屋、横浜との差をみても、大阪の停滞はひどいものです。
ここで大阪を力強く変えていくのか否か、大阪府民市民の意地と矜持をみせねばなりません。
少なくとも、その判断を私たち一人ひとりが一票を投じて行う「住民投票」は必ず実施しなければなりません。
世界の大きな流れは私たちを待ってくれません。
戦略的かつ迅速で効率的な行政運営を行うのか否か、一刻も早く議論し決断するためにできることをやり抜きます。