大阪府私立幼稚園連盟の新年会に寄せていただきました。



水谷理事長からのご挨拶のあと、テーブルを囲んで、いつもお世話になっている「ひじり幼稚園 」の皆さんや保護者のみなさんと意見交換。



私立幼稚園運営や公立幼稚園との違い、小学校教育現場の問題提起などたくさんのご意見を伺いました。



大阪では現市長、現知事が教育改革を重点的に進めています。



特にわが会の方針が「現役世代への重点投資」であるため、小中学校、高校などについては他府県にない新しい取組を行っています。



一昨年に教育基本条例を定め、学校間に競争意識をもたせることで切磋琢磨し、子供たちによりよいサービスを受けれるように教育現場を変えていく、これがもっとも大きな柱の一つです。



昨日ご意見いただいた中では、こういった改革が急激に進むため、学校現場がついていけず教師が退職し、結果こどもたちの教育環境が劣化してしまうというご意見でした。



私の意見としては、教師も民間社会同様、淘汰されるべきであると思います。


それにより教員の数が減少したとしても、残った優秀な教師には社会的に見ても十分な処遇を施すべきであると考えます。


いま市内でも小学校が多数存在し、一学年一学級しか作れない市内の小学校状況は子供たちの教育環境として決して正常とは言い難い。



学校数を減少させ、一学級の生徒の人数を増やしたとしても、優秀な教員に指導してもらい、多くの同級生の中で多様な人間性をはぐくんでいくことこそが本当の教育改革だと考えています。



新しい政策を実施すれば必ず問題や歪は生じますが、大きな方向性を見失わず、こどもたちに負荷のかからないようにできるだけスムーズに移行することが政治や行政の責務だと考えます。



大きく変わっていく大阪の教育行政を力強く進めていけるよう取り組んで参ります。