神戸コンベンションセンターで開催された下水道展’12に行ってきました。

下水道展’12

かなり広い展示場を各企業のブースが埋め尽くしていました。

下水道の維持管理における効率的な工法や修繕箇所の的確な発見のシステムなど、先進技術を実際にデモンストレーションをしてもらいながら見学することができます。

下水汚泥の再利用として、炭化した汚泥を発電の燃料にしたり公共工事のアスファルトに混ぜる事で資源の節約をはかったり、また下水熱そのものを発電に利用して、独立電力で下水道を経営するシステムがあったりと、大変勉強になりました。


下水道も本当に大切なライフラインのひとつです。

発展した社会をきれいに住みやすく保っていけるのも地下に埋まっている下水菅や下水処理場が効果的に機能してくれ、社会基盤を支えてくれているからです。道路や港湾と違い目に見えない、また疎まれがちな施設ではありますがまぎれもなく重要なインフラです。

下水のみならず急な増水が多い我が国では雨水の処理も安全な生活を支える生命線です。

今後老朽化が進んでいくくこういった社会基盤施設をいかに管理していくか。最先端の技術と経営をもって効果的にインフラ政策を進めていかなければなりません。