一昨日、昨日は汗ばむような暑さでした。

維新の会の団総会、政調会も始まり、いよいよ実感とともに決意と覚悟が湧いてきます。



統一地方選挙においては23219人の方から信任をいただきました。

いただいた使命を全うするためこの4年間邁進いたします。

期間中、たくさんのかたから励まし、激励をいただきました。

お叱りや反対のお声もたくさんありました。

そのひとつひとつのお声をしっかりと大阪府政に届けて参ります。

また何もないところからずっと支えてくれた人たち。

最終日の涙を私はずっと忘れることはありません。




さて、さっそくの動きは、森ノ宮にある成人病センターの移転問題についてです。

大阪が世界に誇る、がん・循環器疾患の専門医療施設。

現状の森ノ宮で建て替えを行うか、谷町に移転するかで議論になっております。

先の2月定例会においても議論に上り、原案から修正可決された案です。


この問題については、財政的な観点から建て替え費用の多寡で議論することも大切ですが、

1、そもそも大阪府としてこの施設をどのように活かしていくのか

2、患者さん、現場スタッフの声はどうか

3、現時点の経費の比較に加えて、将来的な採算も踏まえた収支の議論

の視点が中心になるべきと考えます。


大阪の誇るべき大切な資産です。集中的に投資していく覚悟も必要ではないでしょうか。

医療の現場から見ても、谷町への建て替えで新設強化された施設を擁することは、スタッフのモチベーションにもつながるでしょうし、人材確保にも大いに資するものと考えます。

ひいては利用者である私たちがより質の高い医療を受けられるようになります。

一番大事な「利用者の声」「現場スタッフの声」がないがしろにされたまま議論が進むようではこれこそ多大な損失です。

現状の谷町移転案の具体部分をしっかりと詰めて、予算上削減できるポイントがあるのなら議論は進めるべきですが、この問題については谷町への早期移転と早期の工事着工を強く望みます。