福島県相馬市の市長さんのメールマガジン にとても感動しました。


下記、一部抜粋します↓


「市民にはご不自由をかけているが、ここで生活の不便さや原発の恐怖心に負けてしまったら、相馬地方は将来ともに復興が出来ないに違いない。

昨日、行政組織の区長さんたちを集めて、相馬市はろう城生活に入ることの了解を得た。

いつまでも続くはずもない原発騒ぎや物流の風評被害に負けたら、津波から被災集落住民の命を守って殉職した分団長や団員に申し訳がない。

最低、米と味噌と梅干しがあれば、生きてはいける。

天明の飢饉はもっとひどかったはずだ。

よってろう城をしながらここで頑張る。

さいわい全国の市長たちが支援してくれるから、兵糧の心配はない。」


産経新聞より抜粋↓

「市内にとどまることを強制しているわけではないという。

立谷市長は「逃げる人を責めることはできない。

もちろん、帰ってきたら優しく迎えるつもりだ」と話し、「市民とともに頑張るよ」と笑った。

避難所を回り、市民に団結を呼びかけ続けているという声はかれていた。」


相馬市長の並々ならぬ決意を覚悟を感じます。


東京電力福島第1原子力発電所から約45キロの距離にある相馬市は物資搬入が進んでいない状況です。

私の母親の実家も福島県ですが、原発の風評被害により、物資不足は深刻です。

しかし現地の人は簡単にその場所を離れることはできません。

各県が被災地民の受け入れを表明していますが、それだけでは済まない将来的な問題もあります。

地域とのつながりや心情的な問題もあり、簡単に語れる問題ではないでしょう。

ひとつは、なるべく早急に「将来的な対応」を「広域的な行政」でしっかり描いて提示すること。

避難地に関しては大阪が示したように、地域まるごと受け入れる体制をしっかり伝えることが大切です。