今日は Learning for All

の西さんに活動の内容を伺いました。








Learning for Allさんは、教育問題に熱心な大学生や社会人を、地域・学校に教員として派遣することを活動の根幹に、教育環境を盛り上げて、さらに将来様々な分野で活躍できるリーダーを育成することを目的にされてます。









アメリカの教育NPO Teach For America

をご存知でしょうか。








2010年度の全米文系学生就職先人気ランキングではGoogle、Appleなどを押さえて1位を獲得した団体です。








一度テレビで見たことがあったので、非常に興味を持っていました。








Learning for Allさんは Teach For Americaと連携を取りながら、日本で同様のモデルを実現すべく活動されておられます。








JAE

の栗原さんのご紹介で、三人でいろいろお話ができてとても勉強になりました。








・教育の現場に新しい風を吹き込み、社会に根付いた教育、もっとこどもたちに身近な教育を目指す。








・参加する側のリーダーシップの育成も図る。








・社会に教育についてもっと意識を持ってもらう。








こういった点で、2つの団体は共通されており、また個人的にも非常に共感しています。








ただ、「学習指導」の現場に入っていくという点では、とても困難なことが多いようです。








教員は当然、教員免許をもっておられます。








それは教育に対して高いスキルを要求しているからであり、それ自体は賛成です。








が、その弊害として、柔軟で多面的な教育が実施できないとも考えます。








一定の経験と水準を満たした人間、団体には、免許だけに縛られず柔軟に教鞭をとってもらう姿勢も必要と思っています。








他国に比して、「教育」について閉鎖的なイメージがあるのは私だけでしょうか。








Learning for Allさんのような意識の高い方たちが先導し、風穴をあけれるともっと日本の教育は社会に近いものになっていくと思います。