内閣府からおもしろい調査結果がでましたね。

休暇の分散化についてです。

さてみなさん、こんな話が進んでいたのを、ご存知でしたか?




内閣府は2010年12月2日、「休暇取得の分散化に関する特別世論調査」の概要を発表した。

それによると休暇取得の分散化について過半数が反対の意を表しており、賛成は3割にも満たないことなどが明らかになった。

経済産業省が今年8月にインターネット経由などで行った調査同様、政府主導・観光庁による「休暇取得の分散化」には反対意見が多数を占めていることが改めて立証されたことになる


~ 中 略 ~


「休暇取得の分散化構想」は正式な政策としては言葉通り「降ってわいた」感は否めない。

さらに今回の調査内容項目以外にも、一部見識者からは社会文化的にも大きなマイナスをもたらし得るとの警告も発せられている。

日本の社会構造を大きく変え得る政策を十分な啓蒙・説明期間も無いまま、なぜ性急に為そうとしているのか。理解に苦しむ人は少なくあるまい。

今回の結果をもって関係各省庁は、構想そのものの是非も合わせ十分に再考慮をする必要があるといえよう。

(サーチナ・コラム 12.3 より)




いまの連休の状況が偏在(ゴールデンウィークあたりに集中)しているために、せっかくの連休のお金の流れが、広く普及しない。


だから日本をいくつかのブロックに分けて、大型の連休を分けてとりましょうってことですね。


理屈からいけばそうなのかもしれませんが、実際「お休み」ってそう簡単じゃないんでしょうね。

自分の都合や、会社の判断だけで決められない。取引先やお客様の都合だってある。

日本を地図上で分けられても、経済の動きは簡単には分けられないですね。

なかなか浸透しない動きかもしれませんが、おおきな変化をつけて経済のてこ入れを図るという趣旨には賛同します。

大きな流れに向けてみんなの意識を上げていく必要がありますね。