「東京大茶会2016」で行われた、元乙女新党の葵わかなちゃんのトークショーへ行ってきました!
場所は浜離宮です。

 

まずは第1部。
MCの紹介に続いて登場したわかなちゃんは、青い着物におかっぱ頭という装いで登場。
集まったファンの間から感嘆が漏れます。
MCさんがさっそく着物について質問すると。
わかなちゃん「スタイリストさんがいくつか選んでくれた中で、青が好きなので青い着物にしました。秋なので枯れ葉っぽい柄が入っています」
帯も、上にちょこっと葉っぱのような感じで飛び出すという、可愛い結び方をしていました。
わかなちゃん「自分では着物持ってないんです。茶道習ってるんですけど、私服でやるので」

 

会場の雰囲気を聞かれて。
わかなちゃん「東京なのに、自然がいっぱいあるし。外国の方が多くて、ブロンドで着物着てるの見ると、素敵だと思います」
わかなちゃん「他のイベントとかと違って着物来てる人多いですね。年代も幅広い感じです」
わかなちゃん「今回は派手な着物ですけど、落ち着いた感じのも着てみたいです」

 

茶道を習ったきっかけは、以前ファンイベントでお茶会をやったこと。
わかなちゃん「お茶会と聞いて、宝塚が好きだったのでティーパーティーだと思っていたら、私がお茶を点ててという物だったので。そのイベントをきっかけに茶道も楽しいかもしれないと思って始めました」
わかなちゃん「茶道始めて知ることが増えました。この『和菓子美味しい』とか。京都が好きで元々和風の小物とか集めて他ので、茶室とかで茶器が可愛いのに気づきました」
わかなちゃん「茶器は無地の奴よりも、柄があるのが好きです。お稽古の時のお猿さんの茶器が好きです。よく見たら『猿だ』っていうのがあって、それがお気に入りです」

 

わかなちゃん「(お菓子のお気に入りは)夏とかだと水菓子とか、ゼリーっぽいのが好きです。お干菓子で菊の形をした菊寿糖っていうのがあって、和三盆を固めたようなのですけど、すっごいおいしくてたくさん買って帰りました。祇園の鍵善さん言う所で、くずきりが有名らしいですけど。菊寿糖が有名だって聞いたので食べてみたらほんとに美味しくて、2箱買いました。京番茶も一緒に買いました」

お茶飲むこと増えました?
わかなちゃん「お抹茶立てることはやっててないですけど、緑茶やほうじ茶飲むことが増えました」
わかなちゃん「お茶の先生がいろいろ教えてくれます。掛け軸とかいろいろ掛かってるんですよ。前に見た掛け軸が文字が端の方にちょろちょろっとしか書いて無くて、書くとこ間違えちゃったのかなと思ったんですけど、先生が『夏の掛け軸で、滝が流れているのが素敵だね』っていって。余白の所に滝を想像してくださいって言うことだったらしくて、勉強になりました」
わかなちゃん「お花の生け方とか、この茶器は誰々が作って、誰々が使っていてって言うことを先生が教えてくれるので、ふむふむって聞いてます」

 

お茶選びのポイント?
わかなちゃん「京都のお茶屋さん……名前忘れちゃったんですけど……試飲させてもらえるんですよ。京番茶とか濃いのもあるので、試飲して好きなの見つけてくださいって感じです」

 

初めから抹茶飲めました?
わかなちゃん「薄茶なんかは普通なんですけど、濃茶は、こういうこと言っていいかわからないですけど、絵の具みたいに濃いのがあって、それは苦くてまだあんまり飲めないですけど。お抹茶は最初から平気でしたね。抹茶アイストかは苦手だったんですけど、お抹茶は平気でした。美味しいお菓子を食べてからなので。濃茶と薄茶とあるんですけど、濃茶は皆さん体験していただきたいです」

 

茶道の魅力は?
わかなちゃん「まずはお抹茶とお菓子が美味しい。いただいてる中で、茶器とか、季節についていろいろ知れるし、お茶室が静かな雰囲気で、ほっこりおちつけるのも魅力です」

ここでMCがチラシに印刷されているお茶の作法を読み上げました。
わかなちゃん「やってみると、細かい作法いっぱいあるんですけど、それぞれに理由があるので、わかると楽しいです。日本人の遠慮してる感じが元にあるので、誰でもできると思います」

Photo川柳という企画があって、東京大茶会にちなんだ写真を見て川柳を一句詠むのですが、わかなちゃんは子供がお抹茶を飲んでいる写真を見て一句詠んでくれました。
MC「私読んでいいですか?」
わかなちゃん「読んでください」
観客「え~~~!?」
わかなちゃん「めっちゃ恥ずかしい。私じゃなく写真を見てください。『右手横 左手下で はいどうぞ』」
わかなちゃん「早く飲みたいけど、作法きちんとしないとGOサインでないので、やっと、飲みたくて飲みたくて飲めた瞬間かなと思って」
わかなちゃん「川柳とかやったこと無かったので、どうしようと思って。自分と重ねたらやりやすいかと思ったら、すぐ浮かびました」

最後に、茶道の魅力に触れて、一言。
わかなちゃん「今回のイベント、茶道やってる方多いかと思ったら、普通の人が多かったので、イベントを通してやってみようかなって思う人が増えたら嬉しいです。私も話しててお茶飲みたいなって思いました。お茶の魅力に触れて欲しいです」

 


イベント終了後ステージから控え室へ戻る時、わかなちゃんは日傘を差していて日本庭園にとても似合った感じで素敵でした。


2部です。
話しの流れは1部の時とだいたい一緒ですので、とくに変わった所だけ書きます。

 

わかなちゃん「普段から赤やピンクよりは青を着ることが多いです。今日着ている着物はアンティークで、裾が短くて派手目です」
わかなちゃん「さっき控え室へ戻るとき、前を白とピンクのまりの模様の着物着てる方がいて、ついて行きたくなりました」

 

わかなちゃん「ティーパーティだと思っていたのに、マネージャーさんが和風だと思ってて、スタッフに茶道やってる人がいたので、教えてもらって屋ったら、すごい楽しくて、きれいにできたら格好いいなと思いました」

 

わかなちゃん「最初がお辞儀の角度から始まって、3種類くらいあります。仕草や所作が役立つと思います」

 

わかなちゃん「(グッズにも)季節があって、五月の薫風かおるなんちゃらかんちゃらみたいな、季節に分けてお花の種類もお菓子も変わるので、楽しいと思います。四季だけじゃなくてもっといっぱいあるから、体験したら飽きることなさそうです」

 

わかなちゃん「今年すごい京都に行くことが多くて、最近まで映画の撮影して、年始めにも行ったし、京都マスターです」
わかなちゃん「ロケとか一人で行くので、ホテルでつまんないから、祇園行って、おみやげ見て、八坂神社行って、お茶飲んで帰るみたいなことやってました」
わかなちゃん「京都に行ったら高確率で行く店があって、祇園の八坂神社に向かって右側にある『月ヶ瀬』というお店で、奥まった所にあって、人がいないので行きます。普段はこんな(派手な)感じじゃないんで、馴染んでます」

 

わかなちゃん「(月ヶ瀬で)お薄を頼むと一緒に出てくるんですけど、めっちゃ美味しくて。梅の味のゼリーで、周りが固くコーティングしてある……伝わってます?」
わかなちゃん「夏の水菓子だと、金魚鉢みたいなの、ありますよね? あれ好きです」

 

わかなちゃん「私の教室でも私は最年少なので、若い人にも興味を持ってもらえたらと思います」

 

わかなちゃん「懐紙も、白い紙もあるんですけど、この前紅葉の透かしが入ってて。袱紗とかも可愛いんですよ」
わかなちゃん「茶器も、拝見したくなくても拝見しなきゃいけないんですけど、落としちゃいけないんで膝に肘を付けて見たり、お棗も屈んで見たり。周りの方への配慮があっての作法が日本ぽいですね……全部先生の受け売りです」

 

Photo川柳にちなんで。
わかなちゃん「『今回の大茶会みて川柳いいですか』って無茶振りされて。18歳なんで、18歳が考えたんだよっていう温かい目で見てください。『ウェルカム みんなで作ろう 和の心』」
わかなちゃん「ブース見てても外国の方多くて、リーフレットの正面におもてなしの精神を学ぶって書いてあって、詳しい人も、外国の方も、普通の人も、みんな触れて欲しいと思いって五七五にまとめました」

 

という感じでした。
わかなちゃん、川柳を発表する所ではとても恥ずかしがっていたのが印象的でした。