田尻あやめちゃんの初舞台初主演「フライングパイレーツ〜ネバーランド漂流記〜」千秋楽へ行ってきました!

ストリーのネタバレは避けますが、公式サイトに載っている程度のことは書きます。
名門高校に通う主人公の水野曜は海賊に憧れる女の子。
ピーターパンにもあったことがあるという彼女は、大人になりたくないと言っているうちに、友達の女の子たちと一緒にネバーランドに迷い込んでしまいます。
永遠のこどもの国であるはずのネバーランドですが、いつの間にかフック船長が権勢を振るう大人社会となっていて、ピーターパンまでもが逆らえません。
しかしフックの悪巧みを知った曜は、みんなを助けようと⋯⋯という流れです。

笑いあり涙ありのファンタジー冒険美少女ミュージカル、といった趣でしょうか。
日替わりで楽しいネタを振ってくれたりもしたので、6公演全部見ても毎日が新鮮で楽しく観劇できました。
最終日の暴露ネタは主役のあやめちゃん。
慌てふためく感じはとても良かったです。
千秋楽はアドリブがほぼなくて、台本に忠実にやっていた感じがします。
おそらくDVDとかにする関係でしょう。
そういう意味では5公演目のティンカーベルが1番ぶっ飛んでいて楽しかったです。
あやめちゃんもミスなく、良い演技で素晴らしかったです。

カーテンコールではあやめちゃん、目頭を押さえながら気丈に挨拶していました。
また、最後のダンスシーンではこの日お休みのWキャストの小田切瑠衣ちゃんも飛び込んできて、一緒に踊っていました。
キャストの絆を感じましたね。

あやめちゃん「素晴らしいキャストと、スタッフさんの支え、そしてきてくれたファンの皆さんのおかげです。この素晴らしいフラパイが終わって欲しくない気持ちです。アイドルを卒業して初めての演技で女優としての一歩を踏み出せて。これからもみんなのことを応援して、フラパイのことを思っていて欲しいです。本当に最高のフラパイにたち⋯なんだっけ?(観客爆笑)⋯携われて本当に幸せです。ありがとうございました!」

さらにアンコールで再度登場した時も。
あやめちゃん「ティンカーベルさん、主演女優賞だと思います!(一同爆笑、ティンクも苦笑い)」
と言った感じで、あやめちゃんワールド全開でした。

あやめちゃん、ステージの上では終始笑顔を崩しませんでしたが、最後の幕が降りてからは号泣していたようです。
本当に素晴らしいお芝居、最高のフライングパイレーツだったと思います。