電磁波過敏症に対するスタンス | 横山歯科医院

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[電磁波過敏症に対するスタンス]

(院長未病道楽)


電磁波過敏症に関する市民集会に参加すると、すぐに携帯電話基地局問題が
議題に上がる。

その一方で、主催者以外の参加者の多くは、自分が使用している携帯電話の
電磁波の強さも知らない。
自宅や事務所でIH調理器を使用している人もいるし、電子レンジを茶の間に
置いている人もいる。
ブラウン管テレビと液晶テレビの違いも気にしない、子ども部屋の蛍光灯も
気にしない。


電気製品は増えることはあっても減ることはないだろう。
(計画停電で減るかもしれないが・・・・・)


まずは、自分で可能な限りの防衛対策を取って、もうこれ以上個人での対策は
不可能となった時点で、初めて携帯電話基地局問題を取り上げる資格がある
のだ。


JR東海が計画しているリニアモーターカーも市民集会の議題にしばしば登場
するようになってきている。
嫌ならリニアモーターカーに乗らなければ済む話である。
ほとんどが地下を走行するのだから関係ない世界の話である。
唯一問題となるのは、東京駅と名古屋駅の在来線や既存新幹線ホームへの
影響である。
地上付近に設置されるようであれば、反対運動を考えなければならない。
でも恐らく、地中奥深くに設定されるであろう。



原因不明の疼痛で悩んでいるのに電気毛布を使用している人が少なくない。
生理痛がひどいのに電気毛布を使用している人も大勢いる。
慢性疼痛の多くは暖めると軽快する。
つまり、血行が良くなるとマシになるのである。
それなのに電気毛布で血流を少なくして、わざわざ悪化させる必要なない
ような気がする。
血行を良くしながら暖めるには、昔ながらの「湯たんぽ」が第1選択肢で
ある。


ちなみに私は、過去に2度発症した元患者である。
あまりにひどい電磁波生活習慣、とは言っても、やや電気製品好きの一般的
生活習慣ではあるが、その電磁波生活習慣が原因で発症した。
少々電磁波生活習慣を改善したら寛解した。
現在20~30%の自衛対策で、問題無く生活している。
この程度の防衛率で携帯電話基地局問題のプラカードを持ってデモ行進する
ことはない。


(横山歯科医院)