[求む、快眠! 不眠などに悩むのは英国人の3分の2]
(ジャーニー 2011年2月8日)
英国人のおよそ3分の2が、不眠や歯ぎしりといった睡眠中の問題に悩んで
いることが調査で判明した。
「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
慈善団体「Mental Health Foundation」が、5,300人以上の成人を対象に
行った調査「Great British Sleep Study」によると、最も深刻な悩みは不眠で
37%、24%は歯ぎしり、寝すぎ、睡眠時無呼吸症候群などの問題を抱えて
いた。
また、この調査で、睡眠が妨げられると健康にも影響を及ぼすことが明らかに
なっている。
不眠の人は、よく眠れる人に比べて対人関係でトラブルを抱える可能性が
4倍になり、うつ状態になる可能性は3倍になるという。
同団体のアンドリュー・マッカロック博士は「英人口のおよそ3分の1が
不眠に悩んでいる。不況の影響もあり、労働時間が長くなり、ストレスを
抱えるようになった。睡眠問題は、社会全体にとって重要な検討課題になって
いる」と話す。
また、同調査の報告書には、睡眠薬の処方に依存すことを減らすために、
GP(一般医)が睡眠セラピーの訓練を受ける必要があると述べられている。
http://www.japanjournals.com/index.php?option=com_content&view=article&id=63:28--&catid=37:uk-today&Itemid=96