【香港】赤鱲角國際機場 | 横山武志建築設計事務所blog

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「赤鱲角國際機場」

「香港国際空港」は香港ではこのように呼ばれるらしい。
東京で成田空港と呼ばれているように、香港国際空港は赤鱲角島を造成して造られたことによる。

この空港は、啓徳空港に代わり、1998年に開港。
基本デザインは、ノーマン・フォスター卿。

香港島にある、香港上海銀行ビルと同じ設計者。

【香港】香港上海滙豐銀行總行大廈


メインの第一ターミナルは、高速鉄道駅から、チェックインエリア、入国エリア、搭乗口と
一直線上に並び、ボールト状の大屋根が繰り返される。

非常に明解なデザイン。

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駅を降り、スロープを登る
上階が出発。下階が到着。これも明解なエリア分け。

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ボールトの大屋根のトップライト

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気積の大きな開放的な空間

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出国エリア。

某国は薄暗い空間ばかりだが、大屋根の下で開放的

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フードコート
香港の有名店が軒を並べる

アジアでは著名な味千ラーメンもある。

このようなフリーエリアは、ハブ空港には不可欠。
到着→出発がほぼ上下の移動で出来るので、明解。


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搭乗口へのアプローチ

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振り返るとこんな感じ。

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香港国際空港のサイトには、2030年の予測のページがある。
http://www.hkairport2030.com/en/masterplan/index.html

空港島にはまだ未開発スペースがあり、ターミナルの新設スペースも可能。
現在あるシャトルを延長すれば対応可能。

将来的に北側に滑走路を作り、第二ターミナルからシャトルでのアクセスも可能。

方や某国は、都心の国内線専用を国際化したが、ターミナルはバラバラ。
2つの航空会社と航空行政によるのだろうが、空港はやはり国の顔ですからね...