香港島の中環に聳える「香港上海滙豐銀行總行大廈」。
香港上海銀行ビル。設計はノーマンフォスター卿

竣工は、1985年。アウトフレームの構造体により吊られた構成となっている。
言わずと知れたハイテク建築の代名詞的存在。

目の前の公園には、香港上海滙豐銀行創始者の銅像あり。
この場所が、1865年の創業時に本店のあった場所らしい。

1階はオープンスペース。
エスカレーターとエレベーター、オフィススペースへの入口のみ
窓口等は、エスカレーターを登った上階にある。
この1階部分のピロティーは、風水上、龍の流れを止めないためだとか。

ピロティーは、ガラス天井。
エスカレーター部分のセキュリティーは気になるところだが、
エスカレーターに合わせてシャッター上のもので対処している。ちょっと強引。

エスカレーターを上がると、大きな吹抜。
下はピロティー部分のガラス天井

両側に窓口。執務スペースが重なる
大きな気積の吹抜。


4半世紀経つが、全く色あせないデザイン

近くには、IMペイによる「中国銀行ビル」

香港は高層ビルばかりだが、やはりこれに勝るのは無さそう。