500という寸法の決め方 | 横山武志建築設計事務所blog

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若手建築家のアイデアの素

住宅の実施設計が大詰めを迎えています。

サッシ、階段等々、詳細図で詰めながら

個々の納まりとデザインの最終段階となっています。

使い勝手をもう一度確認し、寸法の調整を掛けています。

コストも考慮し、既製品のサイズで使えそうなところは

それに合わせた詳細を詰めています。

サッシやドアも、既製品を使いたいところですが

どうも縦横比が悪い。

サッシ寸法は、W寸法は910ピッチ等で決定されるのは理解できるが

高さは、370 570 770 970 1170 1370 1830 2030 2230。

横幅との連動性はほとんどない模様。

正方形にしたいところでは、それに近い数字にならないことも多い。

引き違いなら、関東間 関西間等々で近い数字を拾うことも出来るが

滑り出し窓ならその数値設定はなし。

オーダーにならざるを得ない。

コストを考慮すると、既製品で検討したいところだが、どうするか?