特に階段廻りの手摺にガラスを多用しているなど
透明感のあるデザインが、かなり好印象に見えます。
ガラスには、グラデーションのフィルムが貼られ、
駅によって違ったりしているようです
(沿線ごとに違うのでしょうか?)

このようなフィルムが貼られる背景としては
スカートの覗き対策であり、未然にトラブルを避けることを加味されてのことだと思います。
下手すれば、全面もしくは、下面2/3程度、霞かかったフィルムを貼られるところですが
グラデーションのフィルムを使うことにより、上手くクリアし、
デザイン的にもガラスを用いた効果が出ていると思います。
よく飲食店舗でも、ファサードを全面ガラスとし、
カウンターを付けているところもありますが
同様の理由で、ベッタリと半透明フィルムが腰下に貼られているところを見ると
やはり、残念でなりません。
自分の設計でも経験はありますが、
なかなか難しいことでもあります
制約があるからこそ、新しいこと考えるのであり、
その配慮が新しいデザインを生むものだと思います。