やはり一番は「元町・中華街駅」 | 横山武志建築設計事務所blog

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若手建築家のアイデアの素

「日本の地下鉄の駅の中でどこが一番、デザイン的に素晴らしいか?」

と問われれば、ここを答えます

横浜の「みなとみらい線」の元町・中華街駅
設計は、伊東豊雄氏。

今年は何かと副都心線の渋谷駅が注目されていますが
空間の体験をデザインしている点においては
「元町・中華街駅」は秀逸です。

若手建築家 大森 山王 住宅 狭小 大田区
△駅コンコース(中華街側)

改札と一体となったホール
ここからホームへと降りていきます

若手建築家 大森 山王 住宅 狭小 大田区

正面の小さな入口からエスカレーターに乗り込むと、

若手建築家 大森 山王 住宅 狭小 大田区

真っ黒な狭い空間から
一気にホームのある空間に飛び出す

若手建築家 大森 山王 住宅 狭小 大田区

東京近辺の地下鉄は、ホーム階と
改札階が分断されていることが多く
天井が低く閉鎖的な駅が多いのですが、
ここはあえて、分断されていることを
利用しつつ、その空間の展開をデザインしている

エスカレーターは、いわば東京ディズニーランドのアトラクションの
乗り物のように乗客を次々と送り出す