横浜トリエンナーレ3 BankART Studio NYK編 | 横山武志建築設計事務所blog

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若手建築家のアイデアの素

横浜トリエンナーレの後半戦

前回の訪問から約1ヶ月。
今回は、BankART Studio NYKとして使われている日本郵船海岸通倉庫を訪れる

若手建築家 大森 山王 住宅 狭小 大田区

日本郵船海岸通倉庫は、1952年築のRC3階建て

荒々しいむき出しのコンクリートからは
何より強い空間のメッセージを感じる

若手建築家 大森 山王 住宅 狭小 大田区

この中に幾つものハコが挿入され
様々な作品が展示されている

若手建築家 大森 山王 住宅 狭小 大田区


R15指定の作品も幾つかあったが
それ以外の作品にも注目すべき物が多い

「タイムクレバス」というテーマのもとに
今まで人が築いてきた社会に対して
その意味を問いかける作品が多い気がする

若手建築家 大森 山王 住宅 狭小 大田区

作品を作る
作品を鑑賞する人は、それぞれのイメージを自分の中に作りあげる
その過程を考えると、作品そのものは何なのか?

若手建築家 大森 山王 住宅 狭小 大田区

20世紀多くのモノが発明され、
その機能と意味付けがなされた社会が形成されてきた。
それらは、機知であり、そこで人と人との関係が生まれるが
その意味をもう一度問い直す

若手建築家 大森 山王 住宅 狭小 大田区

モノには使った人の痕跡が残る...

等々

若手建築家 大森 山王 住宅 狭小 大田区

横浜トリエンナーレでも特に印象に残った作品は、このBankART Studio NYKにあった。
その数は2つ。心臓を「ぎゅっ」と捕まれるような作品と「恐怖と静寂」の作品。
その出会いがあるからこそ、アート探訪はやめられない。