
コアなサッカーファンではないが、サッカーはTVで放映していれば見る程度。
まあ人並みでしょう?
「サッカーはシステム・布陣で決まる」ことを、ここ10年の試合の状況を元に解説している。
システムに勝る個人プレイがあるにしても、狙い澄ました戦略が見事に的中した実例の数々は、
説得に足りないことはない。
日本にプロが誕生して10数年。
一時期のブームは過ぎ去り、日本代表の試合すらスタジアムの空席が目立つ状況。
スター選手が日本代表にならないことを理由にあげる人もいるが、
結局何が面白いかというのが、メディアを通して伝わっていない気がする。
それは、オシム以後の状況ではなく、プロ発足時に起因するのかもしれない。
ワールドカップ、オリンピックとビックイベントの度に、
歓喜と失望を繰り返えさせるメディアの情報。
特にサッカーだけのことではないのだろう。
一日に、大量の情報が流され、世界中のサーバーに蓄積され続けている
情報過多社会を向かえ、本質が見えにくくなっているとも言える。