アトリエ事務所勤務時代の先輩に会う
中国、北京で事務所を構える彼の活躍は目覚しい。
最近完成したプロジェクトを含め、話を聞かせてもらったが
北京周辺にとどまらず、中国各都市、そしてアジア、ヨーロッパと
プロジェクトは広がっている。
中国の商慣習に揉まれながら、
建築家として、デザインをする。
日本でも並大抵のことではないのに。
刺激的な話ばかり。
中国のプロジェクトの規模は桁違い。
おそらく東京の「大規模」といわれるのと比較して
桁が2から3は違う。高層ビルが数十本もざら。
街を作るのではく、「都市を創る」と言う方が似合うかもしれない。
そのマスターデザインからデザインできるところが
素晴らしいところ。
規模が大きいが、彼の核となるコンセプトは、
身近なところにある。
それは、現代の都市の分析に基づくものが多いように思える
日本や世界の都市が経て来た歴史を分析するように
それに批評をし、デザインする。
中東、ドバイとともに中国の都市は、
ある意味、実験の場と化している。
時を忘れるほど、刺激的な一日でした