
「title」といえば、時々、美術関係、デザイン、建築と
興味があるテーマであれば、必ず買っていた雑誌です。
2000年の発刊より8年間、98号を発行した雑誌。
「BRUTUS」は先行していたものの、
「Pen」「Casa BRUTUS」「Lives」と「title」とは割と同じような
カテゴリーの雑誌で、ここ10年内に雑誌だったと思います。
その一方、
鹿島出版会「SD」 2000年12月休刊
彰国社「建築文化」 2004年12月休刊
工作社「室内」 2006年2月休刊
いわゆる「専門誌」が、この10年の間に次々と休刊しています。
「建築」「デザイン」というキーワードが、
雑誌のテーマとして一般紙にも扱われるにつれ、
建築インテリアの専門誌が休刊したのは、皮肉ですね。
専門誌から一般誌へシフトしたように
「建築の思想」について取り巻く環境・風潮も
この10年で大きく変化したように思えます。