「フジマキ流『自分ブランド』のつくり方」
久しぶりの講演と言いながら、話し始めると「熱く」語りはじめ、
エンジン全開で、飛び火のように様々なテーマに話題が及ぶ。
とにかく、「熱い人」
それが彼の持ち味の一つであろう。
話が飛びすぎて、要点がなかなか見えなかったが、
仕事において彼が念頭に置いている4つの法則として
1. Merchandising
2. VMD(どう見せるか?)
3. PR
4. ?(彼の記述を追うと「人の教育」らしい)
藤巻氏は、伊勢丹でキャリアをスタートし、様々な状況の中で
商品を開発してきた経緯を考えると、
「商品」→「自分」と置き換え、「自分ブランド」の構築を平易に説明している
またキーワードとして5つのC M Sというのを挙げていた。
○Simple
○Sence
○Speed
○Smile
○Shitsukosa(しつこさ)
○Communication
○Collaboration
○Commitment
○Challenge
○Consensus
○Marketing
○Merchandising
○Management
○Mind
○Makikomi(巻き込み)
講演後、藤巻幸夫氏の兄の藤巻健史との対談(公開兄弟げんか)に続き
最後に質疑応答になったのだが、そこが一番熱く語っていた。
藤巻兄弟とも「経験」の重要性を強く訴えていた。
それぞれのキャリアについても語る場面もあったが、
それが自分にはその2つがリンクして、強く印象に残った。
「デパートのバーゲン売り場」「信託銀行の外回り」からそれぞれキャリアをスタートし
少しずつステップアップして、現在の地位を築いている。
陽の当たるところばかりが取り上げられているが
それよりも多くの失敗を経験している。
藤巻幸夫氏は、この1月にセブン&アイ生活デザイン研究所の社長を辞して、独立へ。
今後の動向に注目したいと思う。
