こんにちは。
今回は居宅介護事業所の
ケアマネージャーについてです。
ネクサスグループには、
３つの居宅介護支援事業所があります。
・キララ千田（広島市中区）
・キララ五日市（広島市佐伯区）
・キララ廿日市（廿日市市地御前）
居宅介護支援事業所とは、
介護保険サービスを受ける
要介護者の在宅介護に
関する相談や計画、連絡・調整を
総合的に受ける事業所です。
ケアマネージャーが本人や
家族の状況や希望などに
沿って居宅サービス計画書を作ります。
ケアマネージャーとは、
国家資格ではなく都道府県ごとに
登録管理されている
公的資格の持ち主です。
（取得には５年以上かかるらしいです）
上記の居宅サービス計画書を作るために
自治体や医療関係や福祉関係、
地域の人などと連携しながら
介護保険サービスを提供する上での
中心的役割を担う人たちです。
今回お話を伺った事業所の
ケアマネージャーはお年寄りのことが
とても大好きというのが原点で、
「普通の生活をしていたら
絶対関わることのできなかった
人に出会うことができて、
その人の体験や人生観に触れる
ことができるのがケアマネージャーの
仕事の魅力」だと語ります。
一方でケアマネージャーに関しては全国的に
大きな課題が指摘されています。
朝日新聞の記事によると、
「ケアマネに関しては、ごみ出しや
金融機関の手続き、宅配の受け取りなど
本来業務ではない内容にも本人や
家族から頼まれて対応しているのが実態で
業務の見直しの必要性が指摘されている」
つまり本来の業務ではない
「仕事」を抱え「なんでも屋」に
なってしまっているといいます。
中には「電球を変えて」とか、
「休みや深夜に電話がかかってきたり」とか、
それは心身の負担増につながり退職者の
増加につながっています。
背景にあるのは、
核家族化による孤独、貧困など。
かつては家族や親族が担っていた役割を
ケアマネージャーが
担わざるを得なくなってきているそうです。
こうした課題がある中
多くのケアマネージャーは
「何とかしたい」という
気持ちでお年寄りや家族と向き合っています。
お話を聞いたケアマネージャーは
「人と人とのつながりを一番大切にして
仕事をしている。
本人や家族からありがとうと言われた時が
本当にうれしい」
「疎遠になっていた家族が、
親が死んだ時にもう少し
会話をしておけばよかったと
後悔しているケースが多い。
死んだら終わりなんです」と
話していました。
関わっているお年寄りから
手書きのバラの絵をいただいたそうです。
花言葉は「愛」「美」です。