余震、続きますね。
どんな行動にも緊張の毎日。
料理をするのに火を使う、
エレベーターに乗る、
お風呂に入る、

どれもライフラインが復旧してようやくできたこと、
嬉しいのに怖い。
皮肉なものです。


『気持ちで負けるな。』
『もっと大変な思いをしてる人が沢山いる。』
弱音を吐きそうになると、
頭の中でそんな声が聞こえてくる。

昨日の夕方の余震の時もそんなかんじでした。
すぐに人に頼らず我慢しなきゃ、頑張らなきゃ……


…私には無理です。
怖いなら頼りましょう。
実家に行きましょう、
ご近所に連絡しましょう。

そして昨夜は実家に一泊。
ご近所さんにもしんどいときお邪魔させてね、と、
お願いしました。

で、今日も1日怖がる日。
余震が怖くて、怖くて怖くて小動物のようにビクビクする日。

髪を切りました。
久しぶりにバッサリと。
その間美容師さんに弱音を吐き、実家の母に電話し弱音を吐き。

もうここまできたら胃液も出ないわというとこまで吐き尽くしました。



そして、じっくりとお子の顔、夫の顔を見る。
出し尽くした心の中は吸収力抜群で、
私の顔を見るお子の笑顔や、
そんなお子を優しく見守る夫に、
気持ちがじわ~っと落ち着いてくる。

あの巨大地震に耐えたことを忘れないで。

大丈夫。

そう思えてきました。

強くないんです。
立ち向かう必要はない。
人に甘えて、頼って、そしてまた立て直して、その時に弱っている人を今度は自分が助ける。
そうやって、この状況を切り抜けられたらいいのかな。

なんて思う1日。