モンサンミッシェルへの旅のつづき。。。


トイレ休憩を終えた我々、あと2時間で憧れの地へ到着です。
パリから片道4時間ちょっと、なかなかの距離ですね。
眠くなるかと思いきや、思いのほかバスからの車窓が美しく、ひたすらずっと外を眺めていました。
というのもノルマンディー地方の建物は可愛らしい建物が多く、そのどれもが絵本からでてきたようなものだったからです。

そして間もなく我々の目の前にぼんやりと現れてきたもの、、、
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これぞ憧れのモンサンミッシェル!ラ・メルヴェイユ(西洋の驚異)!!
テレビで見た、あのモンサンミッシェルが今目の前に現れ、さらにはどんどん近づいているのです。
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どどんと。

現れたらあっという間、無事到着、、、
この間の色々な風景も写真に収めたかったのですが、
なんせ私が手にしているのは24枚撮りのうつるんです。24枚しかうつらないんです。グスン。

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そして無事到着の写真。どどん。


モンサンミッシェル。
西暦708年のとある晩にオベール司教さんの夢に聖ミカエルが現れ、岩の上に教会建てなさいよと言われて作ったのが始まりだそうです。しかもオベールさん、最初はミカエルの言葉を疑い、信じなかったため、ミカエルは2度、3度と夢に現れ、しまいには『もう!建てなさいよ!』とオベールさんの頭蓋骨に指をつっこんで穴を空けたそうです。それで、オベールさんも『これはマジか』と建て始めたということです。

そしてこの小島に建てられた教会は歴史とともに姿を変え、目的を変え、時には修道院に、時には要塞に、時には監獄に使われました。詳しくはWikipediaなどをご覧下さい。検索すると色々出てきますよ。

さて、観光ときたらこのモンサンミッシェルで有名なのがオムレツ。
島の入り口を入ると早々と現れました。名物プラールおばさんのオムレツ屋さん。
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画質悪!
というのは置いといて、このオムレツ、お店の人がリズミカルに卵を泡立て、それをオーブンで焼くものらしいです。泡立てる音は、トンカカッ トンカカッ トンカカッ トンカカッってかんじでしょうか。
たっぷり泡立てられた卵をオーブンでふんわり♪そのお味は・・・微妙・・・。
という噂を聞いていた我々はあくまでオムレツは野次馬で作っているところを眺めるのみ。
とにかく教会の見学へ向かいました。
道中の写真↓
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この辺りは・・・そう、京都の二年坂三年坂の雰囲気に似ていました。
飲食店、お土産屋さんが並んでるかんじがね。

そしてヒーヒーフーフー上った教会の内部はというと、庭園があったり、礼拝堂があったり。。。
で思いました。あのね、モンサンミッシェル、確かに中もへぇ~と思って見て歩くのですが、正直、ちょっと離れた所から、湾にぽっかり浮かぶのを眺めるのが一番良い。というか、絵になる。
ということをせっかく来たのだし、決して口にはしませんが、うっすら感じながら歩いていると現れました。
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ロベールさんの頭蓋骨に指突っ込んだと噂のミカエルさん。
これはレプリカですが、実際、修道院のてっぺんにはこの像が立っているそうです。

ひととおり見た我々、そろそろお昼ご飯が食べたい。
名物オムレツを蹴り、食べようではないかと考えていたものはムール貝です。
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なんせ、モンサンミッシェルといえばムール貝の本場でしょ♪
時期が外れているのか?だいぶ小ぶりではありましたが美味しかった☆
飲み物もとりあえずのビール(ハイネケン)&白ワインで満喫しちゃました。

満腹ほろ酔いいい気分であっという間に観光終了。
あとはまた長~いバス移動で帰ったのでした。。。

そうそう、パリに戻るとエッフェル塔がキラキラ輝いてきれいだった!
凱旋門が、シャンゼリゼ通りが、コンコルド広場がライトアップされて美しかった~、、、
でも、全部デジカメを忘れた私のせいで画像に残っておりません。。。

というわけで2日目終了。旅日記はまだまだ続きます。