またしても腹痛い!そして時間がない!でもここで書けなきゃまた持ち越しだし日曜は成人式だから僕は前に進むのだ!

というわけで本題。今日は99年度から俊輔のソロ。「空にまいあがれ」です。



俊輔のこの時の高音が最大限に活きた曲。そう言っても過言ではないと思います。これが俊輔の最初のMTKだったのね。夏イベで歌ってる姿はすごいよく覚えてるなあ。

俊輔の声自体は少し不安定な部分があるし呂律も微妙なところがちょいとあるけど、でもそれがこの曲の場合ちょっとした表情になるんだよね。この曲今あらためて歌詞見た時に「ああ、こんなに男っぽい視点からの曲だったんだ」って思ってね。

この日を機転に二人別れていくんだけど、そこになんか男の持つ勝手な「別れの美徳」みたいなものを感じるんですよ。明日からも変わらずに前を向いていくって誓うし、相手に対する強がりととられてもかまわないほどの感謝もある。

君が僕の心をふるわせた
そこは気持ちの良いところ
けして夢なんかではありません
僕は僕を続けるよ 明日からも

でもサビの最後の部分はやっぱりほんの少しの未練のようなものを見せる。自分の弱さを最後に少しだけ出して認めちゃうんだよね。確信から推量に変わってるから歌の主人公はそれを自覚の上なのかもしれないけど、その部分がすごく人間くさくて僕は好きだなあって。

空にまいあがれ 幸せな日々よ
風の中で君が 僕を見て笑った
空にまいあがれ どこまでも高く
風の中で君が 僕を 見た気がしたよ

ミュージックビデオは俊輔の表情を見る限りもっと純粋に前向きな解釈かなとは思うけどね。俊輔の照れの感じがどこまで素なのか分からないんだよねwwwそういう意味では名優だなあ。回想からの時間軸でどんどん俊輔の声が力を増していく。次へ踏み出そうという気持ちがそこで描かれてるのかなと。

さて原曲は真心ブラザーズでございます。



やっぱり原曲はその時よりずっと前を振り返ってるニュアンスが出てるからまた違った味わいだよね。達観視してる感覚が大きいかなと。この曲はサンボマスターと僕らの音楽で歌ってるのとか奥田民生とYO-KINGが歌ってる映像とか結構いろんなバリエーションで残ってたりするね。

だから原曲に近い形で今俊輔が歌ったら絶対良い味わいになってるよなあと。素直にそう思える曲ですよね。うーん、そういう機会ないかなあ?ww

次回は09年度から、「太陽と流星群」を予定しております。