さて初回の拓巳以来のこの世代に戻ってまいりましたか…今回は長谷川あかりです。

あかりは実は最初入ってきた時はあかねの再来と呼ばれることもあったりしたんですよね。まぁ似てるところもありますけどこの二人は思いのほか違う部分の方が多い気がする…

とにかく身体表現で言えばオールラウンドですよ。完全に頭より行動が先のタイプ。スポーツ、ダンスはまあ大体無難にこなしてしまう。基本は天てれ部活動に関与することが少ないエイベックス勢で二回も部活動を経験してるんですよね。

MTKではソロは無いけど、メイン格の歌といえば09年の「太陽と流星群」。これは同じく器用な行動派の美知代だからうまくかみ合ったんだろうなと。二人ともまとめ役のタイプでは基本はないしね。

それとあかりはちょっとね…おばかさんなんだねwwwwかけ算が定かではない中学生戦士は史上初だったかもしれない。運動面に才能が吸い込まれちゃったんだから攻めようがない。どんまい。

んでこっからが一番重要かもしれない話。スポーツの中でも空手が特に得意だったり風船空気入れのチャンプだったりするのに怒っても羅夢とかほど怖くなさそうなイメージがあるのは多分僕だけじゃないと思うんですよ。

これをひも解くのはまずダブルダッチ部ですかね。自分のグループが上手くいかないことに焦って周りにあたってしまったのを、千帆を中心とした対話で分かりあうことで乗り越える。まずあの場面の涙で精神的に未熟な部分をちゃんと見せている。

その後もアッカリーナでの御本家との対面やセパタクロー部、中学生スペシャルでの演技バレなど…何が言いたいかもう分かります?

聖夜の裏に隠れてますけど実は泣き虫なんですよ。それも激情家というよりどことなく自分に対する過小評価から来るものだと感じるような。

普段は体を使って何かを表現することで抑圧してるけど、「自分みたいな人間が…」っていう感情がどこかに感じられるんですよ。だから傷つきやすいんですね。繊細さを振る舞いで隠してる部分がある。

この面が演技として表れたのが「よみきりっ!」のスイーツ探偵。あの自身の無さから寿々歌を巻き込んでしまう役をすごい自然に演じてたでしょ。あれは演技というよりあかり自身の中にある一部をさらけ出したという感じに近い気がするんですよね。

得意分野では人一倍責任感を発揮するからから回りをすることもあったけど09年ではちゃんと自分をコントロール出来ていたかな。周りを見る本当の余裕が出てきていたってことなんだと思う。これからも考えるよりも行動で自分の道を切り開いてほしいですね。

それでは次回は…The 餃子男。千秋レイシ―です。