えー、今回は05年から。「僕はドライブ」です。歌っているのはタイニーサーカス(ド・ランクザン望、村田ちひろ、橋本甜歌、木内梨生奈)



あと埋め込みが無効だったんで木生の時の動画はURLだけ貼っておきます。ぜひ見て下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=8KIiP7lsG5w&feature=related

僕は本当だったらこの木生のほうの動画を埋め込みたかったんです。それは望とちひろの二人が本当に楽しそうだったから

タイニーサーカスの二曲目。つまり中二の二人には卒業曲となりました。ミュージックビデオでは望が中心となっていますが、歌のパート分けを考えてもやはり二人の曲とみた方が正しいと思います。

まず第一に思うことがバラードとか湿っぽい楽曲にならなくてよかったということですよね。元気な曲でお別れって二人らしくていいなって思うんです。

それにしても望は本来周りを尊重出来て、なおかつ何かを起こしてくれるんじゃないかと期待される遊撃軍という感じの戦士だったのに、05年はパートナーのちひろにちょっとずつ導かれながらリーダーとしての技術を身につけていきました。ミュージックビデオにはなんかその二人の関係性みたいなのが垣間見えますよね。

そして歌詞では人生の早さみたいなことを描いているんですけど、ちひろのパートで僕がすごく好きな部分があって

一人で走るのは さみしいけど
自分の地図だから 行かなくちゃ

あたりまえの話だけど天てれも卒業したらそれぞれの道を進むことになるでしょ。それはよりいっそう自分の将来を見据えなければいけないということなんです。自分なりに描いた未来では他のてれび戦士は助けてくれないけど、それでも自分で決めた事だから一人でも進む覚悟がいるということ。

そうやって歩いていく道の上で、でもいつかまたきっと会える日が来るよっていうのがこの曲なんです。だから今は自分の道を精一杯走りましょうという。

ちひろは結局六年間でソロは一曲もありませんでした。でもさっきも述べたように、木生の動画を見て思うのはこの曲を誰よりも楽しそうに歌っていたのもちひろだなってこと。

視聴者の僕たちよりも大きな心で天てれを愛していたからこそじゃないでしょうか。そう考えるといちいちこうやって理屈で論じている自分が恥ずかしくも感じます。

さて、明日はまた天てれ以外のことを書こうかなと思ってるんですけど、次回は04年から「ヴォヤージュ±」です。どうぞお楽しみに。