GWも今日で終わりですね。

もう勤め人ではないので連休めがけて遠出することもなく、

都内でぼちぼち映画とJazzを楽しみながら過ごしています。

 

 

そして5/16(木)はセロニアス・モンクのバラードを特集したライブを行います。そのための準備にかかっています。

 

 

モンクは特にボーカリストにとってはとっつきやすい

ミュージシャンではないと想像します。

それが、数年前某ジャズ店のマスターに

「Carmen Sings Monk」のアルバムを教えてもらい、

夢中になりました。

その後、3年前にモンクのドキュメンタリー映画二本が公開され

そこで語り、演奏する姿を観てますます興味が湧きました。

没後40年セロニアス・モンクのドキュメンタリー2本が同時公開 予告編完成 : 映画ニュース - 映画.com (eiga.com)

 

モンクは曲や演奏がまったく独自のスタイルなだけでなく、

ファッションや言動もかなり個性的だったため

市場に受け入れられるまで時間がかかったそうです。

辛口批評をものともせずモンクを支持し続けた

ニカやアルフレッド・ライオンたちは心底モンクを

信じていたんですね。

 

1968年のモンクのヨーロッパツアーを記録した

「Monk In Europe」では、演奏中に立ち上がって

フラフラする姿や(本人は踊っているつもり)、

リハーサルで演奏者の質問にまったくかみ合わない

不思議な回答をするモンクの姿が納められています。

そこだけ観ると、(大変失礼ですが)

この人大丈夫かな?とさえ思います。

 

一方モンクのNYでの生活ぶりを記録した「MONK」では

街を歩くモンクに地元民が親し気に話しかける姿が

頻繁に出てきて、周囲に愛されているんだなあ、と思いました。

 

モンクの歌曲は、「Straight No Chaser」

「Well You Needn’」など面白くて好きな方もいらっしゃると

思います。そしてバラードは

「Round Midnight」が有名ですよね。

他にも名曲がたくさん。

 

曲の流れが予想外なのでとっつきにくくはあるのですが、

だんだんクセになります。

そのバラードの美しさは聴くたびに引き込まれます。

そんなことで、今回は関根敏行さんとのデュオで

取り組むことといたしました。

 

ご興味のある方はぜひお越しください。

 

Piano DUO Live  |   The Venue   |   東京・吉祥寺
会場:吉祥寺ストリングス 

 


開場18:30PM 開演19:30PM 2ステージ
​MC3000円 (ドリンク・フード別)
出演:若林ようこ(Vo)関根敏行(P)