こんばんは、TATUYAです。
釣り記事以外は、ほとんど書かないのですが…タイトル通りインフルエンザが半端ない状態になっています。周りがバダバダ倒れています。
自分は、感染対策委員会に所属してますので色々忙しいです。
ここで予防の観点をお伝えしたいのですが、巷では、うがい、手洗い、マスクを呼びかけていますが、実はほとんど効果がありません。
厚生労働省が、意味があるのはインフルエンザ予防接種くらいと言っていますが、効果はいかほど?
実は、効果は最大でも30%を切るぐらいです。後の7〜80%は、予防接種をしてもインフルエンザに罹ります。
意味ないやん?ですが…100万人罹患する内の20〜30万人は助かると計算すると考え方も変わります。
しかし、WHO〔世界保健機構〕はインフルエンザ予防接種に効果は期待出来ないと言っています。つまりevidence〔エビデンス:科学的根拠〕がない。有意差が得られない。です。
これは日本みたいに四季があって空気が乾燥しやすい。〔違う国もあるから〕適応しきらない意味と防げている数値が明確化しにくい事から言われます。
日本は、お国柄でセンター試験もあったり、心配性な民族なので国が取り入れてます。
では、うがい、手洗い、マスクは、何%なの?
実は、2%くらいです。当然、もっと少ないと思って頂く位でイメージと合うと思います。
じゃーなんでうがい、手洗い、マスクを励行するのか?
一般人では、この他に出来る予防が無いからです。言い方を変えれば事実上難しいからです。
後は、今年は暖冬ですが…着込んで下さい。体温を高く保って免疫機能を下げないで下さい。結局は、自分の免疫との勝負です。
なんでこんな記事を書いたのか?
もうインフルエンザに罹った患者さんを見たくないのです。意味を履き違えて欲しく無いのは、診たくない。ではなく見たくない。ので。苦しんで欲しく無いのです。
この波を乗り越えて頂きたいのです。
後1ヶ月です。頑張れ!みんな。
ドロン