こんばんは、TATUYAです。
はい、以前記事にしました。シマノから出ているベイトリール
カシータスMGL
vs
16スコーピオン70
1年以上使用して新たにわかってきた事をふまえ再度記事にしたいと思います。
16スコーピオン70HG
②価格
カシータス2万1000円
スコーピオン2万円7000円
③搭載機能
カシータス MGL
16スコーピオン70
X-SHIP HAGANE bodyが搭載されてます。
スプールは、マグナムライトスプールではありません。
HAGANEは、触っただけではわかりませんが、使用していると傷の入り方を見ててもスコーピオンの方が頑丈なのはわかってきます。
またX-SHIPが搭載されてシルキーです。カシータスはブレるような巻き心地になり、巻いていてスコーピオンより抵抗も強く感じてしまいます。
④スペック
カシータスMGL /スコーピオン70
ギヤ比 7.2 /7.2 同じ
最大ドラグ 4.5kg 同じ
自重 190g 同じ
スプール小径 34mm/32mm
カシータスが大きい
糸巻き量
12lb120m 14lb100m 16lb 85m
/12lb100m 14lb90m 16lb 80m
カシータスの方が容量は大きい。
最大巻き上げ 74/72cm
ほぼ同じ
⑤使用感
一緒のロッドを使ってると5gくらいの重さもキャストできる!けど使用しやすいのは7gからって感じです。
1/4oz〜3/4ozが使いやすいです。
軽中量から中量くらいの重さです。
またスコーピオンの方がロッドのブランクスに近いため一体感が出やすく、自重が同じなのに随分軽く感じます。
巻き心地が良いのはスコーピオンですが、グリップが薄いので買ってすぐはつまみにくかったです。しかし、これは使っていくうちに慣れました。
⑥飛距離
投げ比べてみた感じは、大差はありません。
どちらも良く飛んでる方だと思います。5mほどスコーピオンの勝ちです。
よく飛ぶメタル系やトリゴン60などで60m前後なので75m巻きのライン調節で十分対応できます。
⑦キャストフィーリング
※このキャストフィーリングがカシータスとスコーピオンの決定的な差になります。
カシータスMGLに、搭載されたマグナムライトスプールの特徴はキャストの抜けの良さです。
スピニングのようにラインが放出されることで抵抗を感じないカシータスMGLに比べ、スコーピオンはルアーとラインとスプールが一直線になるように飛んでスプールを引っ張るように抵抗を感じます。
それに比べ、カシータスMGLはスプールの初速と終速に差がない感じです。他の記事には慣性が掛からないキャストとか表現されてますね。
しかし、キャストの抜けの良さから低弾道でキャスト出来るのは明らかにカシータスMGLです。スコーピオンは、弾道が浮いてしまって遠距離のコントロールは大変し難いです。オーバーハングとかですね。
つまりMGL(マグナムライトスプール)は、低価格で飛距離を出せるリールになる事。
また抜けの良さから低弾道キャストがしやすくカバー向きである事が言えます。
またスキッピングにも違いがあり、スコーピオンは、「キーーン、ピッ…ピッ…ピッ!」と間隔の長いスキップ音に対し、カシータスMGLは「ピャッ、ピャッ、ピャッ、ピャッ!」と間隔が狭く、よりベイトライクな音に変わります。
スキッピングは、カシータスMGLが遥かにしやすいですね。
⑧買うならどっち?
まとめると丸かぶりのリールですが、巻きでは16スコーピオン70に部があります。キャストの抜けの良さ、低弾道、スキッピングのし易さは、カシータスMGLになります。
つまり打ち物や巻物などオールラウンドに折り合いをつけるなら16スコーピオン70。
打ち物メインになるならカシータスMGLです。
私は、バーサタイルに7ftのMHロッドには16スコーピオン70に14lbを巻いてオールラウンドに使っています。
打ち物をメインにしている7ft3inのHロッドにカシータスMGLへ18lbを巻いて高比重系ワームやしっかりしたテキサス、ビックベイトなどを使用してます。
リールに対して慎重な私のように、皆さん不安になりながらネット検索もしていると思います。高い買い物ですしね。
今回の記事が少しでも判断材料になりましたら、幸いです。
〜終わり〜