こんばんは、TATUYAです。
 

今回は、パワーフィネスタックルの使い方を記事にしたいと思います。


今回記事は、長文です。なるたけ分かりやすく書いてみました
目次です。


⑴パワーフィネスとは?
    ①タックル②生まれた経緯

⑵どんなリグを使うのか?
    ①打ち物ライトリグ②目からウロコな事例

⑶どこで使うのか?
⑷使い方は?
⑸ちょっとしたコツ。
  リグが垂れない様に気を付けろ!
   ②ラインテンションに気を付けろ!
   ③カバーの中まで叩きこめ!
   ④誘う時間を長くとれ!

⑹終わりに

この内容で書いていきたいと思います。



⑴パワーフィネスとは?

①タックルについて
MやMHといったスピニングロッドにカバーへの打ち物を主体としてハイギアのリールを使用する。
ラインは、フロロ5〜8lbぐらいまでを使用。またPEラインを巻く。


現在、私が使用しているタックルを紹介します。

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ロッド:エクスプライド270MH
リール:ストラディック2500HGS
ライン:G-soul アップグレードX8 1号
リーダー:フロロ14lb

リーダーなしの直結では、PE1.5号まで太さをあげて使用しています。


②生まれた経緯について
対カバー用ベイトでの打ち物では釣りきれないカバーの魚に対してスピニングにライトリグを使用したのが始まり。これが後々ベイトフィネスに変化していきます。
しかし、ベイトフィネスではベイトの特性上、足場の少ないオカッパリでは釣りづらい状況も多くスピニングタックルが見直されているのです。


⑵どんなリグを使うのか?

①打ち物ライトリグ
定義などはありませんが、生まれた経緯からカバーへの打ち物、ネコリグやスモールラバージグなどを使用するのに特化しています。

《使用例》

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※ネコリグ

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※スモラバ

②目からウロコの事例
カバー以外で使用する場合があります。それは軽めのハードルアーです。虫系ルアーや小さなジャークベイト(ラッカバクや阿修羅など)。また厳寒期は、メタルバイブを使うのにも適しています。この辺りは、メディアでも良く出てくるのでご存知の方も多いはずです。

私のオススメは、リアクションダウンショットです。ヘビーダウンショットの様に5gや7gを使用します。PEラインを使用していますので、跳ね上げればリグは上に上がり、また沈みます。ラインが寝ない為、何度も下へ落とすことができます。食わせのメタルバイブの様になり、ディープ狙いには持ってこいです。



⑶どこで使うのか?

目に見えるカバーが主体ですが、テキサスリグを打ち込んでも釣れんだろうなーといったスレたカバーです。もうほぼ、こんなカバーばかりではないでしょうか?


またブッシュや枝などの沈み物です。先ほども書きましたが、ラインが沈まないため軽いものでも半分スタックがさせやすく、誘いの時間をひつこくできます。


《実用例》

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水中まで入っているオダやフローティングカバーなどです。


⑷使い方は?
基本は、ちょうちん釣りです。カバーやオーバーハングがあれば中へ入れ込んで水面を誘います。それでは食わないとなれば、20cm、40cmと沈ませながらシェイクして食わせます。


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じゃーベイトフィネスタックルでも似たことができるね。と思われるかもしれません。しかし、パワーフィネスタックルでPEラインを使用する事でリアクション的に外す事で食い切らない魚を反応させることも出来るので、また違うのです。

またこの後に説明がありますが、ラインがPEなので誘う時間が違うのです。



⑸ちょっとしたコツ。

①リグが垂れない様に気を付けろ!
上記の写真の様に、テキサスリグを投入したとしましょう。重りは上、ワームは下になり垂れた姿勢です。こうなると中層でシェイクをしても動かないのは、言わずもがなでしょう。

細い誘いでリグを動かすには、リグが水平姿勢になる様にしなくてはいけません

わかりやすい写真がありましたので、ここで紹介します。

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これは中層で水平姿勢を意識して作られた、ジャッカルのベクタージグです。この写真は、垂れてますね。こうなると垂れた下を持ち上げる動きが誘いの中心となってしまいラバーのピリピリ感が出にくいのはお分かりになるはずです。

これを水平姿勢にする事で下の垂れたのを持ち上げなくても動くようになる為、シェイクで誘うのに向いてると言えます。


私は、OSPタッガー4gに一誠のビビビ蟲をセットしています。なるたけフック側に重量がない方が良いのとリグを跳ねさせカバー奥に入れやすくすること、またフォールをゆっくりにする為です。

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  ②ラインテンションに気を付けろ!
次にラインテンションですが、いつでもラインを送る事が出来る体制にしておく事が非常に重要です。

中層で誘いますので、下からスーッと寄ってきて食ったら真下へ戻ろうとします。小さなバスでもかなり下へ走ります。ラインテンションを掛けたら合わせる前に弾いてしまうんです。


なのでベールを返した状態でアクションをつけるか。ベイトタックルのようにリール前でラインを摘んでワンクッション置くなどしておいた方が良いでしょう。下記の写真を参照記事。

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   ③カバーの中まで叩きこめ!
カバーに対して手前になればなるほど攻められているのは当たり前ですし、ちょうちん釣りでラインの存在を消す為にもカバー奥が望ましいです。

しかし、カバーの中までとなると撃ち抜くために重さが必要になります。しかし、重いリグでは食わない…となるのでPEラインなんです。スモラバのラバーを短くカットしてファットな体型にするとスキップ。もしくは跳ねてくれますよね。なのでどんどん中に入って行くんです。


   ④誘う時間を長くとれ!
誘いはどのくらいやれば良いのでしょう?テキサスリグやラバージグをしていた時は、投げて落ちたら即釣れる。もしくはワンアクションさせた後ぐらいに思ってましたから。20秒ほど誘って反応なかったら次!ってやってました。

これは勿体無い。現在、私は1分以上5分未満ぐらいはシェイクし続けます。
今年のバサーオールクラシック2017で伊藤巧プロのネコリグ サンカクティーサンの誘いをご覧になったでしょうか?凄く長い間、誘っていたと思います。
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アクションが弱いので魚は、気づきにくい上にリグまで食い上がらせなければいけません。ひつこく誘っていると1m以上離れた魚も段々近づいてくるのです。フロロでは沈みますし、ナイロンは伸びてシェイクは難しいのです。

誘いをしつこくやることで当たりは増え、いままで釣れてないタイプの魚が釣れるようになります。



⑹終わりに

いかがだったでしょうか?釣れるイメージが湧いて来たでしょうか?バスフィッシングは、ベイトリールが主体でフィネスと言えばスピニング。

ジャンルとしてパワーフィネスは最近流行りだしたものでまだまだ釣れ残ってる魚は、沢山いる印象です。

これからの釣果が恵まれたものになりますよう、これを最後の言葉とさせて頂きます。




〜完〜