ボクの卒業した小学校が今年度末で廃校になる
なくなるのは寂しいですね
小1のころは木造校舎だった
先生が
雑巾がけを一生懸命すると鏡みたいにピカピカになるよ
と言われて
せっせと雑巾がけしたっけ
冬の寒い日はしもやけ、あかぎれで手が痛かったけど、雑巾しぼり頑張った
外の掃除は落葉掃き
校舎は雑木林があり
落ち葉を掃いても掃いてもハラハラと落ちてきてたな
きりがないくらい
そんな木造校舎が解体され
6年生になると鉄筋コンクリート3階建ての校舎に生まれ変わった
冬晴れの日
3階の教室から富士山がくっきりはっきり見えて綺麗だった
授業中はいつも窓の外の富士山を見ていた気がする

月日は流れ
息子、娘も同じ小学校に入った
入学式やら卒業式で校歌を聴くと
なんとも言えなく嬉しかったな
さてさて
そんな母校から一通の手紙が‥
今年度で小学校は廃校となります
つきましては、卒業生でタイムカプセルを埋めている方々は至急掘りおこしてください云々
タイムカプセルかぁ
自分たちが卒業するときも
やった記憶がある
ただ
大したものは入れてない
思い出すのもおっくうなくらい
みんなワクワクしてやってたけど
自分は妙に覚めていた記憶しかない

ちなみに
ボクの中学校は在学中に廃校となっています💦
家から歩いて5分の立地条件だったのに、中2で廃校となりました
(中3で地域の3校が合併したのてす)
この中学校の校歌は大好きでした
こう
なんというか叙情的というか
ゆったりと川の流れに身を任せ的な
中学校跡地は公民館とグラウンドになっている
いつかの卒業生が残した記念的なオブジェが
朽ち果てそうだけどなんとか踏ん張っている
横には校歌の詩碑がある
たまに散歩がてら通り
ふんふんと鼻歌を歌っている
たぶん
地球上で、この鼻歌を歌えるのは自分だけだと自画自賛する
この地は
田山花袋の小説の舞台にもなっている場所で、たまに田山花袋ファンが訪れる
そして
そして
なんと
ボクが通った高校も近く廃校の噂がある😱
そしたらコンプリートだね
むしろ清々しいくらい
いいんです
思い出があれば。
※文中にある月みたいな写真は、息子からもらったオブジェです
月みたいな球体が間接照明として色を変えて光ります
ロマンチックなあなたにはお勧めですよ
先日家族の記念写真を撮ってもらいました
おそらく
ボクら家族のさいごの写真
そんな
覚悟というか、想いをこめて臨んだ
娘の成人式の前撮り
(なんて大げさな🐤)
娘の写真はたくさん撮ってもらい
家族の写真も撮りました
感慨深いですね
息子、娘の赤ちゃんのころからイベントごとに撮りはじめて、これが最後
だって次の集合写真は
だれか抜けたり
だれか入ったり
この4人だけの写真は最後だもの
大きくなったね〜
(今さらだけど)
写真ができあがるのは3月ですが、そんなに楽しみではありません
この4人で写真を撮ったという【ひととき】が
ただ、
ただ、
嬉しかったのです
80枚くらい撮って(ずいぶん撮るのね)
カメラマンが
「さいごは正座して両親に感謝の言葉を言ってるところを撮ります」
なんて急に言われて
娘が正座して三つ指ついて
「ありがとうございます」
とちっちゃい声で言ったので
ボクは「聞こえないよ〜」
とわざと茶化した
そして娘がもう一度お礼の言葉を言った
うーん
言わされ感はあったけど
ちとヤバかったな
家族の形態は変わっていくけど
ボクの中ではいちばん思い入れのある家族の姿
小さいころはあれだけ心配した息子と娘が
今はふつうに仕事して人生楽しんでいる
心配して損した!
いやいや
心配したからいろいろ上手くいったのかな
すごい事は望みません
このまま平穏無事に過ごしてほしい

夕食をイタリアンレストランでとったあと、息子は電車でアパートへ帰っていきました
「またね」と一言いって
そうなんですよ
みんな成長してるのですよ
嬉しいことじゃないですか
なので
何も言うことは無いし、感謝しかありません
その夜
娘の「ありがとうございます」を思い出して
一人うるうるきたよ
これ内緒🤭







