『街とその不確かな壁』を読み終えて | コーヒーもう一杯

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日々を楽しく まったりと過ごせるといいよね。

村上春樹の新作を久々に堪能しました


600ページ越え


毎日もったいないという気持ちで少しずつ読んで、先日読了


ちょっと村上春樹ロスになっています



彼の小説を読み始めたきっかけは、職場の同僚から借りた「1970年のピンボール」


そのころのボクは片岡義男にハマっていて、職場のロッカーの上には赤い背表紙の片岡作品がたくさん置いてあり、『フミズ文庫(仮称)』として貸出ししていた


そのお返しとして借りだしたのが、村上春樹の本


最初は読みづらかったけど、慣れると面白くなった


だけど、真剣に読むと頭がおかしくなる気がした

それだけ変てこりんな世界観だった💦



彼の作品のキーワードは

影、井戸、鈴、などなど


作風に慣れてくるとすごく面白く読めるようになってきた


昭和から始まり、平成、令和と読み続けている



なぜだろう


もしかすると主人公の『ボク』が、ボクに似ているからかもしれない


主人公の『ボク』は生活パターンを大事にする

こつこつタイプ


本を読みながら、コーヒーやビール、ドーナツを食べるのが好き


JAZZやクラシックなど音楽が好き


ちょっとした、小確幸を大事にするタイプ



だからストーリーはめちゃくちゃだけど、本の中の『ボク』を、ボクが共感できる



そして読了後に毎回思うこと


結局

どういう風に、何が良かったかと言われても上手く答えられない


もし、村上作品が国語の問題に出題されて、「作者は何を伝えたかったのか?」と、問われても答えられない💦💦



だけど最高に面白い(^-^)


やれやれ




以下は我が家の五月





夏野菜植えました☺️