小学生のころ
ボクの部屋は2階にあり
隣の部屋は叔父さん(父の弟)の部屋だった
よく日曜の朝
隣から聴こえてきたのがこの曲
女性の透きとおった声
なんて透明なんだろう
1度聞いたら大好きになった
頼んだわけでもないのに毎週朝
聴けるようになった(^^;
昭和の時代だからレコード
叔父さんにジャケットを見せてもらったら、そこにはイメージどおりのカレンが微笑んでいた
叔父さんにはいろいろ影響をうけた
ボクより一回りちょっとしか離れていないから、兄貴みたいな存在だった
よく後楽園球場の巨人戦やスキー、プールに連れていってもらった
車はセリカ リフトバック
叔父さんいわく
当時一番女の子にモテた車だという
(たしかにカッコ良かった)
そして
よく家に彼女を連れてきた
だいたい初めての彼女を連れてくるときはボクを部屋に呼ぶ
ボクがおもいっきりの作り笑顔であいさつすると、彼女が
「可愛い~」なんて言ってくれる
ボクは自分の役割をしっかりと理解していた
今で言う つかみはOK(*´∀`)
数年後
そんな叔父さんが結婚するというので、ボクは貯金をはたいて、なぜか目覚まし時計を買って叔父さんにプレゼントした
あとから
叔父さんがとっても喜んでくれたと聞いて、嬉しく思った
叔父さんはあれから波瀾万丈な人生を歩んできて、やっと今 まったりとできているようだ
さて
カーペンターズのことを書こうと思ったけど、
曲を聴いたらあの頃を思い出して叔父さんの話になってしまった(^^;
この曲はメロディもいいけど歌詞が共感できる
大好きな曲がラジオから流れると嬉しいし、
そんな偶然がいいんだな
大好きなもの(人)にはたまにしか会えない
そのほうがいいんだろうね
ちなみにカレンはずいぶん若くして亡くなってしまいました
そのかわり
その歌声、若さは永遠となった
いいのかわるいのかは別として