「流しそうめんやりたい」と言う子どものリクエストを受け、プロジェクトが始動した。
まずは竹がなくてはと、親戚の家で調達する。
好きなの持ってけと言われ、孟宗竹のデカイのをノコギリで切る。
今回もいつものメンバー。
「あたちがやる。ぼくがやる」
やる気は認めるが危なくて見てられない。
4分の1くらい切ると、竹はドサッと落ちた。
10mはあるだろう竹を2mほどに切る。
ここからが大変。
そうめんを流すために縦から真っ二つに切らねば。
悩んだが、上から真ん中めがけて斤を振り降ろす。
見事に割れ目が入る。
(かぐや姫はいなかった)
そこからは斤を刺したまま、上からトンカチを打ち付け割っていく。
やがてパカッ
やったあ!流しそうめんっぽい。
でも ここからが面倒。
節の部分があると、そうめんが流れなくなるため、ぐりぐり削りとる。
だんだん楽しくなって最後は紙ヤスリで仕上げたよ。
つづく
たぶん