7月23日 (木)国立企画公演 | 能公演告知 能評なし

能公演告知 能評なし

能楽公演の告知をいたします。
告知だけまとまってるのがないので。
お素人会、他流儀、地方隔てなし。コラボものもいいよ。
チケットのご用命はとりあえず私まで。
ごちゃごちゃするので、解説は他でやります。
そんなわけで告ってもらいたい人募集中‼

お久しぶり…で、最新情報を
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【企画公演】

🔸料金🔸
正面     ¥6300
脇正面  ¥4800 (学生 ¥3400)
中正面  ¥3200 (学生 ¥2200)

明和改正本発刊250年
仕舞 藤(ふじ)クセ ①高橋章先生…宝生流
                          ②木月孚行先生…観世流
狂言 鬼ヶ宿(おにがやど) 
              茂山あきら先生…大蔵流
能 梅 彩色之伝(うめ さいしきのでん)
 観世清和宗家

ワキ 福王茂十郎先生…福王流
ワキツレ 福王知登先生 矢野昌平先生
アイ 茂山七五三先生…大蔵流

笛 杉市和先生…森田流
小鼓 大蔵源次郎先生…大倉流
大鼓 柿原崇志先生…高安流
太鼓 観世元伯先生…大倉流

後見 木月孚行先生 上田公威先生
地謡
坂口貴信先生 木月宣行先生
清水義也先生 角幸二郎先生
観世芳伸先生 岡久広先生
角寛次郎先生 山階彌右衛門先生

お能って、格が違うって言うじゃない~
眠くなっちゃうんですよね~
敷居が高くって~

と、言われる「格が違う」の本当の意味

それは、このチラシに表されています。

これは、城で将軍が能「翁」を
ご覧になっている錦絵
(町人御能拝見之図)です。
右側の、おそらく御簾の奥に将軍が
おられるのでしょう。
手前側には、竹のかきね越しに
わらわらと町人たちが能を観ています。
っていうか、半分お城や偉い大名を
観にきています。

町人たちが、能を観ることができたのは
こうやって城内で能を公開してもらえた
その時だけ。
なぜなら能楽師は全員
大名に次ぐ立場として将軍に仕え
武士のためだけに
能を舞うようになりました。
(江戸時代のこと)

能楽師は曲のリクエストをその場で承り
舞いました。
(これってかなり大変なので
数日猶予を許される曲もあります)
もし、うまくできれば褒美
もし、失敗すれば
帯を許されているわきざしで切腹

そう、わきざしを持つことを許され
(太刀はダメ)
城内に立ち入る事も許され
俸禄もあった、
大名みたいな立場だったのです。
仕事は大名より大変だと…思います。

なぜそんなに重用されたかってそりゃ
能が面白いからですよ。

今では格は違う訳ではないのです。