始まりは2008年11月21日午前9時過ぎ
十二指腸潰瘍の再発の疑いでの内視鏡検査の結果からでした。
先生より
「立派な十二指腸潰瘍が出来ています。それから食道にポリープが見つかりました。組織検査に出すので一週間か十日後に結果を聞きに来て下さい。」
・・・嫌な予感がしました。

次の日、たばこを止めるなら今がチャンスだと思い、禁煙しました。

28日、結果が気になり病院へ電話を掛けましたが、まだとの事。

29日に病院より電話があり、早速、結果を聞きに行きました。
結果は
「食道に悪性の腫瘍があります。進行ガンではありませんが、早期でもありません。紹介状を書きますので、治療する病院を決めて下さい。」
「解りました。」
冷静に答えましたが、頭の中が真っ白になり、時間が止まってしまった感じでした。

病院の駐車場から家まで7~8分の距離ですが、周りの景色が来たときと全く違い、知らない場所のように見えました。『ガン宣告された方の日記に書かれている、帰りの景色が違って見えたというのはまさにこの事なんだ。』運転しながらそんな事を考えていました。