ハマトリーツ!観る・学ぶグループの原田です。

8月19日(土)に行われた「ヨコトリおしゃべり会」をご報告します。

 

「ヨコトリおしゃべり会」は観る・学ぶグループの自主企画で、

展示作品を一人で鑑賞してきた後、

作品を見て思ったこと、感じたことを参加者同士で自由におしゃべりして、

ひとりでは気付かなかった作品の見え方などを知り、楽しむ機会です。

 

昨年2016年から「おしゃべり鑑賞会」などの名前で

ハマトリーツ!メンバー向けに何度か開催してきましたが、

ヨコトリ会期中に、ヨコトリ出展作品で、来場者向けに開催するため

「ヨコトリおしゃべり会」としてブラッシュアップしました。

 

 

この日はヨコトリ展示作品を取り上げての、初めてのおしゃべり会。

大学の授業の一環として、11人の大学生が参加してくれました。

 

13時開始。鑑賞前のガイダンスをしたのち、

参加者は一旦解散して、一人で鑑賞していきます。

 

 

13時45分再集合。

参加者のメモ欄は、作品の感想でぎっちり埋まっていました。

それら感想を付箋に書き写していきます。

 

 

このおしゃべり会の特徴に、感想を4色の付箋に書き分ける点があります。

「赤…好き、黄…驚き、緑…モヤモヤ、青…その他」

に書き分ることで、付箋を模造紙に貼り出したとき、

作品にどんな感想があるのか、ぱっと見て分かりやすいです。

 

みんなの書いた付箋を基に、おしゃべりを始めます。

参加者の想像力の豊かさから、独自の解釈が出てきたり、

参加者同士のおしゃべりでさらに新しい発見が生まれたり、

作品の解説を受けるのとは違う、作品を楽しむ場となりました。

 

 

参加された方から「自分が気付かなかった視点を知れてよかった」

「(読み解き方に)正解がない、ということに最初は戸惑ったけれど、楽しめた」

「作品を目の前にしないで感想をしゃべるのは新鮮な体験」

「こんな感想を持つのは自分だけ?と思ったけれど、共感されて安心した」

などの感想をいただきました。

 

今回は2作品45分間でしたが、本当にあっという間でした。

これからも来場者向けに開催していきます。

ぜひ一緒におしゃべりしませんか??