みなさん、こんにちは!
フリペチームの林田です。

横浜トリエンナーレサポーター“ハマトリーツ!”イベント企画チームの企画の一つに、様々なアートイベントに関わる団体とハマトリーツ!のコラボ企画「(ウラ)おもてなしプロジェクト」があります。8月31日にその第1弾として水戸芸術館サポーターの皆さん30人との交流イベントがありました。今回はこのイベントの模様をレポートします。

まず横浜美術館でハマトリーツ!のボランティアガイドの説明を聞きながら本展を鑑賞しました。水戸芸術館ボランティアの皆さんは普段ギャラリートークの活動をされている方も多く、説明にも興味津々。作品を見ながら感想を言い合ったり、質問をしたり…、時間いっぱい作品鑑賞を楽しんでいました。「作品に圧倒された。」「ぜひまた来てみたい。」という声があがるほか、「説明を聞くことによって気づかないところを気づかせてくれた。」というボランティアガイドへの高評もありました。



午後になり、みなとみらいのドックヤードガーデンにあるシェアスペース「BUKATSUDO」へ移動、昼食会が開かれました。横浜美術館の逢坂恵理子館長を始め、50人を超える参加者が集まりました。まずは、お互いの活動について紹介があり、水戸芸術館の「ギャラリートーク」、「あーとバス」などの活動の話は興味深く、ハマトリーツ!のメンバーもたくさんの刺激を受けました。



続いて逢坂館長からは「アートは“難しい”というレッテルが貼られている。市民に浸透させていくにはボランティアの皆さんの力が必要です。」という挨拶があり、アートにおけるボランティア活動の重要性を再認識しました。その後、昼食を食べながらのフリートークへ。アートを多くの人々に広めたいと願う美術館関係者・サポーター同士、話は尽きる事はなく、時間はあっという間に過ぎました。

水戸芸術館ボランティアの本間さんは、本展について、「毎回会場が変わっていて面白い。」「ガイドの話を聴きながらゆったりと観られる広さがいい。」など、ボランティアをされているからこそ感じる印象を話していました。

また、今回の交流イベントについて、参加者からは「今回のイベントはすごい新鮮でした。」「もっと交流の場を持ちたかった。」との感想が聞かれ、参加者の皆さんは非常に楽しんでいる様子でした。水戸芸術館ボランティアとハマトリーツ!の両方に所属し、今回橋渡し役を担った桒野さんは、「水戸芸術館ボランティアの活動と、ヨコトリサポーター“ハマトリーツ!”の活動を結び付けたいという思いがありました。これからもお互いに行き来があって、作家の交流ももっと広がればと願っています。」と話しています。今後も全国各地のアートイベントのボランティアのみなさんと交流を持って、その輪をどんどん広げていきたいですね。(林田)