カウントダウンイベント「みらいの自分に『忘却の手紙』を送ろう! 

みなさんこんにちは。インターンの和田です。
今回は、2014年最初のイベント、1月13日に開催されたカウントダウンイベント「みらいの自分に『忘却の手紙』を送ろう!」のご報告です。

朝8時に会場である「MARK IS みなとみらい」に集合した第一次準備隊。前日夜遅くまで準備をしていたサポーターも多い中、眠気眼をこすりながらスタッフ通路で準備を開始します。(当日のメイン会場で配る風船は、実はこの時間に約600個も膨らましていました。この時の頑張りのおかげで、館内の吹抜けから見た時の風景は圧巻でした!) しばらくすると、その他のサポーターさんたちも集合し、各配置場所にスタンバイ。運営の注意点などを改めて確認し、イベント前夜に設置した机や看板、チラシなどを整理していると、ほどなくして開店!いよいよお客様がやってきます!!



さて、ここで今回のイベント「みらいの自分に『忘却の手紙』を送ろう!」の内容についてご紹介します。「MARK ISみなとみらい」の館内、及び横浜美術館内に6つのヨコトリサポーターのブースを設置。そこにいるスタッフに声をかけると、ヨコトリと、空所の目立つ文字列の印字された一枚のハガキが手に入ります。その空所に、各ブースを周りながら、そこに置いてある”スタンプ”を押していき、ヨコハマトリエンナーレ2014の「メインビジュアル」を完成させてもらう「スタンプラリー」をしていただきます!そのスタンプとは、今回のトリエンナーレのタイトル兼コンセプトである「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」を分解して出来た単語一つ一つをスタンプとして改めて制作したものです。このハガキに自宅の住所を書いてスペシャルポストに投函すると、ヨコトリ開幕日(8/1)に自宅に届くため、「未来の自分へのメッセージ」も一緒に記してもらいます。このハガキを会場に持ってきてくれた方にはもれなくヨコトリグッズが当たるのも、目玉の一つとなっていました。



では、イベントの様子に戻りましょう。これまで様々なサポーター企画のイベントを行なってきましたが、実はサポーターに参加されていない、一般の方へ向けた企画はなんと初めての経験!最初は普段と違う活動内容に馴染まず、少々緊張した面持ちで来場者に声をかける人も多く見られましたが、時間がたつに連れてそれも緩和されていきました。私が活動を行なっていたのは「中心」のブース。子ども向けのテナントさんが多い階のためか、小さい子供を連れた家族が目立っていました。ブースの前を通る子供達が「私もやりたい!!」と元気よく声をかけてお父さんお母さんと一緒に参加してくれたのはもちろんですが、若いご夫婦、子連れのママさんたち、外国人の奥様や学生グループまで、多種多様な方々に出会うことが出来ました。



このイベントのもう一つの醍醐味は、各ブースにある質問コーナー。ブースごとに担当する単語がスタンプとともに決まっており、その単語ごとに「あなたにとって○○(単語)とは?」という質問を、スタンプラリー参加者に投げかけ、答えを書いてもらう企画です。私の担当した「中心」のブースで特に印象に残っているのは、ある小さな男の子。「君にとって、まんなかって何かな?大事なものって何かな?」と聞くと「んー…」と言って書き出した丸と点。これは何かと訪ねると返ってきた答えは「友達!」。なんと人数は「69人」なんだそう。大事なものと聞かれて「友達」と答えられる小さな彼と大きな笑顔に心を打たれました!! 他にも、「家族」と書いた人が多かったのも印象的。みんな、口に出さないだけで、家族をしっかりと大切にしているんだなあ、と感動しました。



お昼を過ぎる頃には、続々とお客さんがブースに訪れます。途中でハガキがなくなるほどの大反響!!予定終了時間の頃には、早朝に膨らませた風船は残り数えるほど。館内には、色とりどりの風船と、スタンプラリーを終えた素敵な笑顔が溢れていました。



外が暗くなるころ、イベントは終了。館内各所に置かれたブースやメイン会場の什器などの片付けを済ませ、長い一日が終わりました。



今回のイベントは、チームの垣根を越えた、ヨコトリサポーター全体の協力によって成り立ったイベントです。12月からスタートという準備の時間も限られているなか、数多くのメール連絡や会議の積み重ねを行い、各々が出来る限りの力を使ってこのイベントを良いものにしよう!と頑張っていました。私もサポーターの一人として皆さんと準備を共に行ないましたが、アグレッシブに働く方々を見て、その姿勢や仕事ぶりなど、学ぶことが多かったです。
2014年に入り、本展開催も近づいて来ました。今後も100日前カウントダウンイベントなど様々な企画が行なわれる予定です。今年も引き続き、ヨコハマトリエンナーレやサポーター活動を盛り上げていきましょう!