入学式祝辞
新一年生のみなさん、おはようございます!(元気な返事がくる)とてもいい返事ですね~。今からおじさんがちょっとだけあいさつをしますのでしっかりときいてくださいね~。まずは、新一年生のみなさん、ご入学おめでとうございます!(元気な返事)とってもお大きないい返事ですね~。
さて、新一年生のみなさんは、今日からこの○○小学校に通うことになりましたが…、この小学校にくることをと~っても楽しみにしてた子はいますか~?大きく手を挙げて~…。(子ども達を見まわす)では…反対に…この小学校に来るのがちょっと心配だな~、さびしいな~って子はいますか~?(子ども達を見まわす)でも~、でも大丈夫です。な・ぜ・か・というと、この○○小学校にはみんなの味方がた~くさんいますよ。
まずは、みんなよりずっと前にこの○○小学校に入学した、2年生から6年生のおにいさんやおねえさんたちです。後ろをみてください。今日は一番上の学年の6年生のおにいさんやおねえさんが座ってますよ。ほら、みんなやさしそうでしょ?はい、6年生!やさしい顔をして~!ねぇ~?この6年生たちが学校の楽しいところを教えてくれますよ。
はい、そして、(左手方向を指しながら)今度は左がわを見てください。この○○小学校はたくさんの優しい先生がたがいらっしゃいます。ね?みんな、やさしい顔をしてるでしょ?はい、先生がた~やさしい顔をしてください~。この先生がたがお勉強や遊びや、いろんなことを教えてくれますよ~。
そして、(右手方向を指しながら)今度は右側に並んでいる人たちを見てください。こちらは、町内にいる地域の方がたです。この方たちは学校の中だけでなく、学校の外でもあなたたちをやさしく見守ってくれています。はい、笑って~!
…と、言うわけで、たくさんのやさしい人たちがあなたたちの周りにいます。いろんなことを教えてくれます。困った時には助けてくれます。だ・か・ら~、安心して、楽しい気持ちでこの○○小学校に来てください。そして、た~くさん勉強して、たくさん運動して、たくさん遊んで、た~くさんお友達を作ってくださいね~。わかりましたか~?
はい、ではこれからは、後ろにいらっしゃるおうちの方とちょっとだけ話をしますので、静かに聞いてくださいね。
ご来席の保護者のみなさま、本日はご入学おめでとうございます。僭越ながら保護者・PTAを代表いたしまして、私PTA会長○○が、心よりお祝い申し上げます。私もこのハレの日に同席させて頂くことを大変うれしく思います。
世間では悲しいニュースも耳にする機会も多々あるこの時勢において、新しいランドセルで入学式を迎えられることはとてもすばらしい、とても幸せなことと思います。本日から、この子たちは6年という長い間を小学校ですごすことになります。その間には様々なことがあることでしょう。泣いてしまうほど嬉しいことが沢山あります。私もたくさん感動の涙を流しました。ぜひ、この6年間、子ども達といっしょに小学校生活を楽しんでください。もちろん、いいことばかりではないでしょう。しかし、安心してお子様をこの○○小学校にお預けください。○○校長先生を始めすばらしい先生たちがお子様を大事に、時には厳しく育ててくれることと思います。
また、この○○は地域の団結力が強い町内でもあります。皆さまご存じの通り、先日、学校のすぐ隣を通る大通り「○○通り」が開通いたしました。車で移動するものにとっては大変便利になりますが、逆に子ども達にとっては危険が増える要因になります。そこで地域の方がたが、歩道は出来るだけ広く、横断歩道をたくさん…と、役所に掛け合ってくださいました。また、毎日、町内各所にて、子ども達の交通安全のために見守って頂いております。雨の日も雪の日も嵐の日も…です。この取り組みはどこの町内でもやっているというものではありません。地域の方がたが自発的にやってらっしゃいます。また、学校の正門側のまわりの花壇を見られた方もたくさんいらっしゃると思います。この花壇も○○クラブをはじめとした地域の方々がこの子どもたちのためにと、この入学式に間に合うようにと、きれいな花を植えてくださいました。
このように、ここ○○小学校では、地域や保護者の方がたから様々なご協力を頂いております。また、先生方も地域や子ども達のためになみなみならぬご協力して頂いております。お子様がこの○○小学校に入ってよかったと言われるよう、私どもPTAも尽力してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。さらに、ご一緒によりよい小学校生活を営むために、どうぞご協力いただけましたら幸いです。
高いところから失礼ではございますが、これをもちまして祝辞とさせていただきます。最後にもう一度申し上げます。本日はご入学おめでとうございます。
平成二十三年四月
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