本日のニュースで、
憲法改正「賛成」65%、「反対」27%
という記事を見つけて、非常に驚きました・・・。
20代~40代が67~72%、50・60代は60%代前半、70代以降は半数を割ったそうです。
憲法が制定されたのは、今から60年前の1946年。
つまり、憲法制定時に戦争を体験していた人は少なくとも60歳ということになりますが、
戦時中のことをよく覚えている人は、恐らく70歳以降の方々でしょう。
先のアンケートで、70代以降の方が改憲に反対された割合が高いことも頷けます。
今回の憲法改定は1点だけではありません。
9条だけでなく、環境権の規定など様々な条項が追加・改訂されようとしています。
「賛成」と答えた方は、それら全ての条項を読み、熟慮した上で、
改訂案に1つも異議がない、と判断した上で「賛成」と答えているのでしょうか。
私には、「賛成」と答えた方が全員そのような判断をしたとは考えられません。
確かに米国から押し付けられた憲法ではありますが、
人から押し付けられたものが全て悪いものであるとは限りません。
戦力の不保持など様々な点で矛盾が生じてきているようですが、
それは米国の戦略の1つであり、日本人が拒否すればよいだけのことではないかと思います。
先日のイラク侵略についても、ブッシュ・小泉は謝罪会見をしていませんしね。
今日のWBCを見て、20~30年後(ゆとり世代が社会の中核を担う世代)には、
中国や韓国に遅れをとるのだろうなぁ、と予想した今日この頃でした。