

高校時代に親しくしていた中に、
一番仲の良いHさんという子がいました。
その子は、私としか話さないんです。というのも、
私たち2人はクラスの中で、はぶられている存在、
仲間ハズレにされていたんです。
ある日、私が掃除から教室に戻ると、
教室の真ん中で、Hさんが泣いていました。
クラスの男子がHさんをからかっていたみたいで、
自分がその中に割って入って、Hさんを
助けてあげていれば良かったのですが、、、
私にはそれができなかったのです。
その日、Hさんはそのまま帰宅してしまい、
私は彼女のことを慰めることができませんでした。
それが、私の一生の心残りでした。。
というのも、次の日学校にいくと、Hさんが自宅で
自殺をしたという話が先生からありました。
私は昨日のことを先生に伝え、Hさんや周りの状況を
説明しました。先生は、そのグループに話を聞いたようですが、
警察に逮捕されるまでは、なかったようです。
その後、一生の悔しさを抱えながら10年が経ちました。
私でさえ、Hさんのことが忘れてしまいそうになった頃に、
一通のメールが届きました。
その当時のクラスの同窓会をするということを伝える
メールだったんですが、その送り主は、 Hさんをいじめていた
グループのひとりだったんです。
私は憤りを感じ、また不平等さを悔しく思いました。
一方は自殺をし、高校で人生が終わってしまった人、
また、一方はその当時のことを懐かしみたい人、
よくそんな企画ができるなと、思いました。
私は、悔しくなって、Hさんの無念を晴らしたい、
晴らすことができなくても、Hさんの無念を聞きたいと思い、
いろいろ調べた結果、見つけたのがある霊能者さんの
ホームページでした。
霊能者のサイト
当時の話をその霊能者さんにお話すると、
「死者との対話は可能です。あなたの思いに応えたい」との
お返事をいただきました。
霊能者を通じて、Hさんの話を聞いてみると、私に対しては、
「感謝している」とのことでした。
「あいつらのことで、そんなに怒らないで欲しい。
とも、言っていました。
また、私があの時助けなかったことを詫びると、、、
「自殺したことは後悔している。私が弱かった。
あなたが悪いんではない。でも、もっと生きたかった。」と、
Hさんはそう言って、それ以上話してはくれませんでした。
Hさんをいじめた人たちに、何も出来ないのは悔しいですが、
でも、私に対して怒っていなかったと聞いて安心しました。
そして、Hさんも前向きな言葉を聞けて、自分もクヨクヨせずに
頑張っていこうという決心を、Hさんとの死者との対話の後に
することができました。
もし、あなたにも死者との対話をしたい場合は、
よい霊能者にお願いして欲しいと思います。
私の場合、自己満足かもしれませんが、
10年近く心に引っかかっていたモヤモヤを
霊能者さんに解決していただきました。
死者との対話の後には、清々しい日々が待っておりました。
本当にありがとうございました。