過去でも未来でもなく
"今この瞬間" に生きるを伝える
リアリズム・タロット占い
占い師ヨーコです
占い師もただのヒト 第二話
「限界って、意外と静かにやってくる」
「もう無理かも」って思う瞬間って、
もっとドラマチックな感じかと思ってた。
涙が出て、叫びたくなって、ドーンと沈む…
みたいな。
でも実際は、もっと静かだった。
朝、目が覚めても体が重くて起き上がれない。
洗濯機を回しながら立ってるだけで動悸がする。
ご飯の匂いで気持ち悪くなるし、
食べものの味がしなくなってきて、
台所に立ちたくない。
そんな日が、少しずつ増えていっただけ。
でも、それってすごく怖かった。
「私、もしかして壊れかけてる?」
って思ったのに、誰にも言えなかった。
パートでは、毎日リーダーとして指示を出して、シフト管理して、笑顔でお客さまに挨拶して、
「できる人」って思われてる自分を崩したくない。
仕事以外では、
実家の父の介護や自分たちの家事が待っていて。
甘えられない、気を抜けない、手を抜けない。
そんな気持ちでずっと動き続けてた。
自分の感情とか体調よりも、
「誰かに迷惑かけないこと」
を優先してたんだと思う。
でも限界って、静かに、じわじわとやってくる。
だから気づきにくい。
気づいたときには、もう立てなくなってた。
私、ほんとはずっと「しんどいよ」って
言いたかったのかもしれない。
次回は、そんな毎日の中でふと思い出した、
「わたし自身を忘れてたな」
と気づいた瞬間のことを書こうと思います。
また、読みにきてくれたらうれしいです🍀
本日もご覧いいただきありがとうございます
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