今日はサッカーC級ライセンスリフレッシュ研修会に行ってきました。
会場近くに集合時間の40分前に到着してしまい散歩。
一番乗りでした(笑)
今日は、東京トレセンの女子選手U-15、U-18の子達が選手として参加し、
コーチ陣が指導、意見交換するという内容でした。
せっかく僕も参加するので意義あるものにしようと思っていました。
結果的に、個人的には現段階での指導方法やレベルの確認ができたと思いましたし、
気になったところは意見をさせて頂きました。
勿論多くの方々の意見が勉強になり自分なりに確認が出来たこともあり、
また僕の意見で新しい発見や確認になってくれると嬉しく思いました。
一日がかりでしたが、
課題に上げられていた攻撃のワンシーンと守備のワンシーンについて、
特に攻撃については難しいと思いました。
僕らのグループ6人の総合的な意見としては、
日本がボールを奪ってからの速攻は、
時間をかけてないため逆サイドの選手が50mダッシュしてゴールに絡むのは
現実的に難しいのではないか?という意見でした。
勿論、時間帯やスコアによってもどうするべきか方法は変わるかもしれませんが。
これも議論はされました。
結果としてセンタリングのボールをしっかりコントロールして決める力が必要と言うことと、
ゴール前に攻撃の枚数を増やすにはワイドに展開をしてから数的優位を活かすことが必要ではないか?
とまとまったと思います。
ここまでが午前中です。
本当は実技(自分達もプレーする)が時間あると思っていたので、
たくさん汗をかいてもいいような準備をしていったのですが、
実技がなくて少々残念でした。
まあそういうこともあります。
しかし女子選手たちが思った以上に上手かったので
指導するほうも楽しかったのではないか?と思いました。
実技をできなかった分、僕は指導の方に100%集中して参加したつもりです。
少々やりすぎたかもしれませんが(笑)
これが午後です。
最後に、各グループから代表して今日一日の感想について発言がありました。
当方のグループは僕が意見をさせて頂きました。
私見になってしまったかもしれませんが、
これは意味があると感じていますのでここに残しておこうと思います。
内容は以下の通りです。
僭越ながら、(攻撃の)テーマについて提起させて頂きます。
(1)どこで、どうして、これがチャンスなのか?
(2)そして、そこで何をするのか?(どんなプレーを選択するのか?)
この2つを、個とチーム・組織がしっかり理解し練習する必要がある。
(局面理解のミーティングと反復練習が必要と思います。)
これらを理解し選手にも理解を得て指導していく必要があるのではないでしょうか?
以上です。
課題はここだと思います。
ボールを奪った後の数的優位を効率的に活かせるか?
本当の意味での数的優位をどう活かし得点に結びつけるのか?
数的優位の局面がそこにあるから組織で行く。
ないから、やむを得ず点と点で合わせる様な攻撃に頼る。
これが、”点と点”で合わせるような攻撃だけではない、
フィジカルにだけ頼るのではない、
偶然的ではない、必然的な適時打(好機での高確率打)になるのではないでしょうか?
点ではなく、面で、確率の高い攻撃を選択し実行する。
(勿論、事前にそれが確率が高いことを知っている必要があります。
それが大前提です。)
個で打開できるのであればそれにこしたことはありません。
しかし個人競技ではないので組織を上手に活かす。
結局はチームで得点を挙げれば良いわけですから、
効率的に高確率な攻撃を実行する必要があると思います。
まあ今も現役選手ですが(笑)、
僕が経験してきたサッカーとフットサルで
納得のいったところと疑問や問題に感じた部分を抽出し
それらを分析、検証した結果が今の考えでありますね。
攻撃の考え方は常にこれだったんですね。
今日一日大変勉強になりました。
インストラクターの方々も参加者の方々も
素晴らしい方々で本当に良い一日でした。
ありがとうございました。
では、マラソンで汗を流してきます(笑)