スペインの優勝は納得いっている。

間違いなく一番強い。


しかし延長後半の決勝ゴールはオフサイド

ではないだろうか?


またこのくだらないオフサイドルールが大事な勝敗を左右してしまった、

と個人的に思う。


最初のセンタリングがオフサイドであって、

ゴールシーン直前のパスはオフサイドとは言っていない。

だがこの二つのプレーは現行ルールで判断するのも非常に難しいかもしれない。

微妙?

何度ニュースを見ても僕にはオフサイドに見える。

これは、オフサイド廃止論者ではない僕だが、廃止には賛成だから?

そう見えるのかもしれない。

ああ、好みの問題に似ているかもしれないね。


このシーンだけを言えば、

オフサイドのルールがなくてもこのゴールは生まれたのは間違いない?

いいや、守備をする位置が変わるからこのゴールは生まれないのではないか?

マークする選手は必ず後方のゴール側の内側につくはずだからだが・・・


このオフサイドのルールの悪いところを考える個人的な理由は、

「オフサイドラインを引いている」という守備側の油断が必ず含まれている部分にあると思う。

そして、不明確であるために生まれた判断と、

それによるジャッジ(誤審を含む)で生まれたと言っても

過言ではないであろうゴールがたくさんあるのではないか?

と考えさせられるからかもしれない。


ゴールシーンのビデオ判定は必ず導入すべきである。

ゴールか否かの判断は重要だからだ。

一方、このオフサイドのルールは本当にサッカーにあるべきなのだろうか?


僕はこの「最終局面」においてオフサイドの主張は

間違った守備(ポジショニング)であるととしか思えない。

そういう意味では、オランダがある意味かわいそうであるが、

スペインはオフサイドルールがなくてもあのような得点をとって優勝していたと思う。

でもそれはどのチームにも言えることであるが、

そうなると誰でもシュートを打っても良いと思われるバイタルエリアの攻略方法が変わるし、

サイドの使い方も変わるはずだ。


戦国時代に攻めるのは敵の国の城そしてその天守閣である。

守るべきは国中の城である。

これをサッカーに例えれば、敵陣の小さな城を攻略しそして本丸であるゴールを目指す。

それを死守するのは当然である。

人一人とも入れぬ様するのが本当であるはずだ。

このオフサイドルールは敵の本丸前での待ち伏せ行為を禁止している。

そんなことが出来るはずがない。

しかしどこの世界に本丸前で殿様を独り残して敵の侵入を許すだろうか。

必ずそこに味方の護衛=守備をつけるはずだ。

それらは敵の攻撃を自分の力で防ぐべきである。

それなのにルールに助けられるというのはいかがなものか?

サッカーに戻すが、

ゴール付近まで攻め込まれた挙句にそれやったらオフサイドだ!それは反則だ!

これはどう考えても戦いにおいては駄ルールではないだろうか?

僕はそう思う。

要は完全に破られたゴール前でもそのルールは適用されてしまうわけである。

こうなると、タイミングさえ合えば、オフサイドの罠に引っ掛ければ良い。

つまり、最後のところで守れなくてもルールが助けてくれる。

そんなの本当に強い守備なのだろうか?

僕は頑固か?(汗)

こんなのは、強靭な相手へ抵抗するために本当に強い者がする守備=戦いではなかろうが。

攻め込まれても絶対に自分達の力で防ぐ!

いいや、それをも完全に崩してみせる。

「そんな完全なサッカーが見てみたい。」と僕は思う。


最後に、オフサイドのルールの良さもわかる。

でも、そろそろ、あの曖昧さにどうかと思うんだ。